「ポメラニアンと一緒に寝る」想像するだけで幸せな気持ちになりますよね。
私は4年以上にわたって愛犬のポメラニアンと一緒に寝る生活を送ってきました。
あまり犬と一緒にいすぎると犬が分離不安症になってしまうと言われていますが、もはや私が分離不安症になっているくらいに愛犬と離れるのがイヤです。
とはいえ一緒に寝るにあたって注意しなければいけない点もあります。
そこでこの記事では私の実体験を元に、4年以上にわたってポメラニアンと一緒に寝る生活を通じて感じたことを詳しく紹介します。
ポメラニアンと一緒に寝ても大丈夫か
経験上大きな問題ありませんが細かいところで不安要素はあります。
というのも私はあまり寝返りをうたないので大丈夫ですが、寝返りをよくうってしまう人は愛犬を踏み潰してしまう可能性があるためです。
寝返りをよくうってしまう人は一緒に寝るのはオススメしません。
また以前はベッドで愛犬と一緒に寝ていましたが、高さがあるので落ちてしまわないかという不安もありました。
そのため、
- ベッドに柵を取り付けたり、
- ベッドの下にクッションを置いたり、
- 愛犬が自由に行き来できるようにペット用ステップ(階段)を用意したり
色々対策をしていました。
現在はベッドのマットレスだけを取り外して敷布団のように使っています。
このようにポメラニアンと一緒に寝ても大丈夫ではありますが、一緒に寝るための対策をしておくことが重要です。
一緒に寝るためにやった対策一覧
- ベッド(マットレス)の乗り降りがしやすいように、ペットステップなどを利用して高さ調節をした
- 愛犬の匂いのついた毛布を一緒に寝る場所に置いてあげた
- ベッドで寝ていた時は柵を取り付けたり、下にクッションを置いていた
- 温湿度管理(主にエアコンと加湿器)
⇒【モグワンのメリットデメリット8選】ポメラニアンに毎日与えていて感じること
ポメラニアンと3年以上一緒に寝て感じたメリット
ポメラニアンと一緒に寝て感じたメリットは以下の通りです。
- 可愛い愛犬を見ながら寝ることができる
- リラックス効果
- 愛犬が体調不良の時にすぐに気づいてあげられる
可愛い愛犬を見ながら寝ることができる
当たり前ですがやっぱりこれが1番のメリットです。
愛犬の寝顔もそばで見れますし、枕元で寝てくれている時は愛犬とお互いの温かさを共有しあえて幸せです。
リラックス効果
一緒に寝るのは幸せなのはもちろん、リラックス効果もあります。
実際に犬と触れ合うことによって、オキシトシンという幸せホルモンが分泌されるんです。
オキシトシンは、ストレスを軽減し、心の安定を促進する効果があります。
気持ちの問題じゃなくて、本当にリラックス効果があるんだね!
愛犬が体調不良の時にすぐに気づいてあげられる
以前に愛犬の体調が良くない時に一緒に寝ていた際、愛犬が「キュ〜ン」とツラそうに鳴いてオロオロしていた異変に気づいてすぐにトイレに連れて行ってあげられたことがあります。
近くにいることで、体調の変化にもすぐに気付けますね。
ポメラニアンと3年以上一緒に寝て感じたデメリット
ここからは逆に一緒に寝ることのデメリットを紹介します。
- 枕を取られる
- 起こされやすい
- 衛生面が気になる
枕を取られる
愛犬が私の使っている枕を気に入ってしまって寝ている間に枕を取られることが多々あります。
これによって私は枕から追い出され、ベッドの隅っこで寝ることになるので寝にくくなるのがデメリットです。
飼い主さんのことが好きなワンちゃんは同じように枕を取られるかもしれないと思っておきましょう。
⇒愛犬ポメラニアンの涙やけを消すのに実際に効果があった対策5選
起こされやすい
枕は取られてしまいますが、可愛いので結局許してしまいます。
寝ている間に愛犬が動き回ったりすると、それに気づいて起こされてしまうことがあります。
ちゃんと眠れない時があることも想定しておきましょう。
わざと起こしにくる場合は、
- ごはんの要求
- トイレがしたい
- 散歩に行きたい
- かまって欲しい
といったことが考えられます。
寝ている時に起こされたくない場合は上の4つの要求を寝る前に済ませておくと良いでしょう。
もし起こされても相手にしないのも有効な手段ですが、甘々な飼い主はつい相手してしまいます。
⇒ポメラニアンが飼い主の手を舐めてくる理由と注意点を実体験から紹介!
衛生面が気になる
抜け毛やホコリなどの汚れがどうしても布団に付きやすいので衛生面で不安があります。
なのでこまめな掃除や洗濯が重要です。
実際に我が家では、以下の対策をしています。
- 布団にコロコロをかける
- ペットの抜け毛が付きにくくなる洗剤のリモサボンを使う
- 定期的な換気をする
ちなみに匂いのある消臭スプレーも使わないようにしています。
【リモサボンを6本使った口コミ】犬の毛にも効果があるか実体験レビュー
ポメラニアンが一緒に寝てこようとする理由
ポメラニアンが一緒に寝てこようとする理由は、以下のような理由が考えられます。
あくまで我が家で飼っているポメラニアンの場合は、という前提があることをご了承ください。
安心感があるから
個体差もありますが、基本的にポメラニアンは人懐っこい性格なので、飼い主と一緒に寝ることで安心感を得ている場合があります。
特に子犬の場合は、兄弟や母犬と一緒に寝るのが自然なので、飼い主をその代わりとして見ているのかもしれませんね。
また大好きな飼い主のにおいを嗅ぐことでリラックスできるという面もあるでしょう。
甘えたいから
ポメラニアンは社交的で甘えたな性格なので、飼い主とのコミュニケーションを大切にすることが多いです。
一緒に寝ることで、飼い主とのコミュニケーションを深めることができるため、ポメラニアンが一緒に寝ようとする理由として考えられます。
抱っこやナデナデを求めてくることも多いんですよね。
⇒【ポメラニアンが甘えたがる】甘えん坊な犬が見せる仕草と注意点
安全を求める本能があるから
犬は元々群れで暮らしていた動物です。
飼い主を守ろうとしている
ポメラニアンは飼い主と一緒にいることで安心感を得られるだけでなく、飼い主を守ることも考えて飼い主が寝ている方向とは逆の方を向いて寝ることもあります。
なんて健気なワンちゃんなの。
以上のように、ポメラニアンが一緒に寝ようとする理由には、
- 安心感
- 社交性
- 安全を求める本能
などが挙げられます。
飼い主とポメラニアンが信頼関係を築き、犬の性格や行動をよく観察することで、一緒に寝ることが妥当であるどうか判断することが大切です。
ポメラニアンと一緒に寝る際の注意点
大好きな愛犬と一緒に寝るのは幸せですが、注意しておかないと思わぬトラブルが起こってしまうこともあります。
注意点は以下の5つです。
- のしかかってしまわないように注意する
- 寝る場所を清潔にしておく
- 愛犬が好きな時に場所を移動できるようにしておく
- 温度管理
- できるだけベッドで寝るのは控える
のしかかってしまわないように注意する
まず前提として寝返りをよくしてしまう人はポメラニアンと一緒に寝ない方が良いです。
万が一寝ているうちにポメラニアンにのしかかってしまって悲しいことになってしまっては悔やみに悔やみきれません。
また横向きで抱っこのようにして寝るのも危ないので普段から仰向けで寝るクセを付けておいた方が良いでしょう。
寝る場所を清潔にしておく
寝る場所を清潔にしていないと、
- ホコリや愛犬の抜け毛などによって体調に影響が出る可能性がある
- リラックスして横になれない
- 愛犬が嫌がる
といったデメリットがあります。
寝る場所のお手入れ方法として我が家では以下のことをしています。
- 換気をする
- シーツ類を洗濯する
- 天日干しする
- 掃除機をかける
掃除機に関してめんどくさいなと思う時はサッとコロコロをかけるだけでも結構キレイになるのでオススメ。
今のところ上の4つのお手入れをしていることもあり、特に調子が悪くなったということはありません。
愛犬が好きな時に場所を移動できるようにしておく
大好きな愛犬と一緒に寝たいがために寝ている間はその場所から離れられないとなるとさすがに愛犬もストレスが溜まってしまいます。
飼い主と寝ている時でも愛犬が好きな時に、
- 水を飲む
- 暑いから(寒いから)違う場所で寝る
- トイレをする
ことができるように自由に動けるスペースは確保してあげてくださいね。
温度管理
温度管理もポメラニアンと一緒に快適に寝るコツの1つです。
ポメラニアンに適した温度と湿度は以下の通り。
温度 | 湿度 |
約18℃〜23℃ | 約40%〜60% |
春や秋はエアコンなしでも大丈夫ですが、夏と冬に関しては寝る時も留守番中もエアコンは付けっぱなしにしてしっかりと温度管理をしてあげましょう。
また冬の場合は特に暖房を付けっぱなしにしていると湿度が30%台まで下がってしまいます。
30%台まで湿度が下がると、人間と同じようにポメラニアンも体調に影響が出てくるので加湿器を使って湿度対策をすることも重要です。
できるだけベッドで寝るのは控える
愛犬と一緒に寝る時の寝具はベッドではなく敷布団のような床から低いものがオススメです。
理由は単純で愛犬がベッドから落ちる可能性をなくすためです。
かく言う私自身も以前はベッドに愛犬を乗せて一緒に寝ていました。ですが寝ている間でも愛犬がベッドから落ちないか常に意識が向いてしまいきっちり眠れなくなってしまったのです。
そのため我が家では人間のベッドのマットレスを取り外して布団のように使い、ベッド特有の高さをできる限り低くしています。
どうしてもベッドしか使えない人はベッドの周りに柵を立ててベッドから落ちないような対策をしてあげましょう。
また犬用の寝具グッズは色んなものがあるので、愛犬をよりリラックスさせてあげたい人は試してみるのもアリですね。
寝る位置でわかるポメラニアンの心理
ワンちゃんの寝る位置によって、飼い主への気持ちや考えていることがある程度わかると言われています。
ここでは寝る位置でわかるポメラニアンの心理を飼い主の足元・おなか・頭の3つ分けて箇条書きで紹介します。
飼い主の足元
- 飼い主のことをリーダーだと思っている
- 飼い主を守ろうとしている
- 足元の方向にドアがある場合に誰かが入ってきた時にすぐに気づけるようにしている
飼い主のおなか
- 安心している
- 寒い場合は暖をとりにきている
- 愛情表現している
飼い主の頭
- 飼い主の枕の匂いが好き
- 飼い主が起きたらすぐに気づける
寝る体勢でわかるポメラニアンの心理
寝る位置と同じように寝る体制でもポメラニアンの感情がある程度わかります。
うつ伏せで寝る
- すぐに起き上がれるようにしている
- 警戒心のある寝方
- お腹の体温を逃さないため
- フローリングの場合は暑いと感じていることもある
- 一時的に休憩している
丸まって寝る
- 寒いので体の熱を逃さないようにしている
- 少し警戒していることもある
横向きで寝る
- ラクな体勢
- しっかり眠っている
仰向け(へそ天)で寝る
- 非常にリラックスしている
- 信頼している人の前でしか見せない
ざっくり言うと、下に行くほどリラックスできている寝方と言えるでしょう。
- うつ伏せ(リラックス小)
- 丸まって
- 横向き
- へそ天(リラックス大)
たまに寝言も言ってたりして可愛いですよね。
⇒愛犬のお留守番が快適になるように共働き家庭が実践している対策7選
ポメラニアンは一緒に寝る相手を選んでいる?
ポメラニアンが一緒に寝る相手を選ぶ基準は、
- 個体差
- 環境
- 飼い主との関係
などがありますが、基本的には1番好きな人、信頼できる人と一緒に寝たがります。
また一緒に寝るのは毎回同じ人になることが多いです。
逆に寝る相手は決めていなくて誰とでも一緒に寝るワンちゃんもいます。
その子の性格によっても反応は変わるんだね!
ポメラニアンと一緒に寝るのをやめたい場合はどうすればいいか
今まで一緒に寝ていたけどやっぱり別々で寝た方が良いかもしれないと思う人もいるでしょう。
そんな人に向けてポメラニアンと一緒に寝るのをやめる対策を紹介します。
- 愛犬専用の寝床を用意する
- 愛犬と別の部屋で寝る
愛犬専用の寝床を用意する
犬用のベッドやクレートを用意して寝る場所はココと決めてしまう方法です。
最初は愛犬が自分の寝床に慣れるまで、近くにいて声をかけてあげるのも良いですね。
また寝床と理解してもらうためのトレーニングも必須。
- 愛犬が寝床に行くように声をかける
- おやつをあげる
- おもちゃを使って寝床に誘導する
など愛犬に合ったやり方で寝床で寝ることを覚えてもらいましょう。
愛犬と別の部屋で寝る
最終手段として、そもそも愛犬と別の部屋で寝ることも選択肢の一つです。
寂しいんですけどね。
この場合は愛犬に十分な運動や刺激を与えて、ある程度疲れた状態にしておいてあげることで愛犬自身もそこまで苦にならないで自然と寝ることができるでしょう。
優しくトレーニングしてね!
ポメラニアンと一緒に寝る幸せを感じてみよう
愛犬と一緒に寝るのは想像するだけでもニヤけてしまうほど至福のひとときですよね。
一定の距離は確保して万が一のしかかってしまわないようにしたり、温度管理などに注意して、愛犬と一緒に寝る幸せを感じてみてくださいね。