飼っているポメラニアンがやけに自分の手を舐めてくる。そんなことはありませんか?
実際に我が家のポメラニアンは、よくペロペロ舐めてきますが舐める理由には色んな意味が込められていることがわかってきました。
そこで今回はポメラニアンが飼い主の手足を舐める理由についてご紹介します。
ポメラニアンが飼い主の手をなめる理由まとめ
ポメラニアンが飼い主の手を舐める理由は以下の通りです。
- 愛情表現
- ご飯やおやつが欲しい
- 安心する
- 遊んでほしい
- 緊張やストレスを和らげるため
- 子犬時代の延長
愛情表現
ポメラニアンは飼い主への愛情表現として手をペロペロと舐めてくれることがあります。
また愛情表現以外にも舐めることを通じて、
- 親近感
- 忠誠心
- 社会的なつながり
といった思いを示してくれている面もあります。
大切にしている愛犬からペロペロと舐めてくれたらやっぱり嬉しいですよね(親バカ)
ご飯やおやつが欲しい
ワンちゃんがご飯やおやつの要求として飼い主の手を舐める場合もあります。
我が家の愛犬はとにかく食いしん坊でご飯の準備を始めると露骨にテンションが上がります。愛犬の腹時計はかなり正確でご飯を与える時間帯になると「ご飯まだー?」と言わんばかりにペロペロしてきたり上目遣いをしてきたりと自分の可愛さをわかっているかのよう。
舐めてくれるのは嬉しいし可愛いですが、ご飯やおやつの与え過ぎには注意してくださいね。
ちなみに我が家で与えているドッグフードは「モグワン」と「おさかな」です。
個人的な趣味で犬の管理栄養士という資格を持っているのですが、「モグワン」と「おさかな」は成分と原材料のバランスが非常に良いドッグフードとなっています。
「成分とか原材料は見てもよくわかんないんだよね」という人は知らないうちに粗悪なドッグフードを与えてしまっている可能性があります(資格を取る以前の私がそうでした)
怖がらせているみたいで申し訳ないですが、やっぱり大好きな愛犬には良いものを食べさせてあげて、ずっと元気に仲良く暮らしたいじゃないですか。
そうは言ってもドッグフードはめちゃくちゃ種類があってどれが良いかわからないという人も多いと思うので、
もちろんその子によって合う合わないはあります。
でもこの2つから選べばドッグフード選びにおいて失敗はしていない選択はできていると言えると思います。
詳しい理由や実際に買った感想などは以下のレビュー記事をご覧ください。
安心する
ポメラニアンは飼い主の手を舐めることで、自分自身の安心感を得ようとしていることがあります。
また飼い主との親密さや信頼関係を築くためであったり、信頼していることを示そうとして飼い主の手を舐めてくれている場合もあります。
信頼や安心の意味で手を舐めてくれていたらとても嬉しいですよね。
ちなみに安心感を得るためには舐める行為だけでなく、
- 飼い主にくっつく
- 飼い主に近づく
- 顔や体をスリスリする
といった行為によっても安心や信頼を示してくれていることもあります。
遊んでほしい
かまって欲しい時や寂しいと感じている時もポメラニアンは飼い主の手を舐めることがあります。
特にポメラニアンは飼い主のことが大好きになりやすい犬種でもあるので、より一層「遊んでー!」という気持ちを込めてペロペロどころか、ベロンベロン舐めてくることも。
後で詳しく解説しますが、愛犬が手を舐めてくる時は自分の手が汚れていないか必ずチェックしておくことも大切です。
良くないものを舐められると飼い主としても心配ですからね。
緊張やストレスを和らげるため
ポメラニアンはストレスや不安を感じた時に飼い主の手を舐めることがあります。
手を舐めることによって、ポメラニアンは自分自身をなだめることができ、緊張やストレスを軽減する効果があります。
ポメラニアンが不安な時は、
- 体の震え
- 過剰な興奮
- 尻尾をしまい込む
といった仕草を見せることがあり、そういったストレスによって毛並みが悪くなったりと体調に影響が出てくることも。
私たち飼い主は愛犬の状態を把握して、適切にサポートしてあげることが大切ですね。
子犬時代の延長
子犬の頃、ワンちゃん同士や母犬との関係を築くために、お互いの体を舐めあう行動が見られます。
そしてその舐める行為が成犬になっても残り、飼い主の手を舐めることが習慣となる場合があります。
これはこれまで紹介したような愛情表現やコミュニケーションの一環としてなので特に問題がなければ無理にやめさせる必要はありません。
ポメラニアンが飼い主の手を舐めてくる時に注意すること
これまで紹介した通り、ポメラニアンが飼い主の手を舐めるのは愛情表現や何かの要求であることがほとんどですが、舐めてくる時に気をつけた方が良いこともあります。
飼い主の手を舐めてくる時に注意することは以下の通りです。
- 手にワンちゃんが食べてはいけない物が付いていないか
- 常に手を清潔にしておく
- あまりにも舐める頻度が高い場合は興奮やストレスがある場合も
- 舐めながら噛まれる可能性
- 舐めるのをやめて欲しい時は怒らないように
手にワンちゃんが食べてはいけない物が付いていないか
飼い主がご飯やちょっとしたおやつなどを食べた直後は食べカスが手に付いている場合があります。
その食べカスをポメラニアンが舐めてしまう可能性があり、その食べ物がワンちゃんが食べてはいけない物だと危険です。
食べた後はついついゆっくりしてしまいますが、愛犬のために手を洗っておくのが安全です。
食べられないものの例
玉ねぎ・ねぎ・ニラ・ニンニク・らっきょう・アボカド・ブドウ・レーズン・チョコレート・ナッツ・キシリトール・コーヒー・アルコール等
また食べ物以外にハンドクリームは見落としがち。
ハンドクリームには、
- 保存料
- 防腐剤
- 精油
などが使われている場合があるので注意しましょう。
ただそうは言ってもハンドクリームを使いたいという人はペットを飼っている人向けのハンドクリームもあるのでそちらを試してみるのもアリですね。
常に手を清潔にしておく
先ほどの「手にワンちゃんが食べてはいけない物が付いていないか」と被る部分もありますが、飼い主は手を常に清潔にしておく必要があります。
愛犬がいつ手を舐めにきてくれても良いように。
実際に私が手を洗うタイミングは以下の通りです。
- 外から家に帰ってきた時(特に散歩から帰ってきた時)
- 料理の最中や料理の後
- 掃除の後
- トイレの後
- その他汚れたものを触った後
舐めてくる前だけでなく、舐めてきた後にも手を洗うことでより清潔性を保つことが可能です。
あまりにも舐める頻度が高い場合は興奮やストレスがある場合も
1日に数回程度なら問題ありませんが、何度も何度も舐めてくる場合はストレスなど何かを訴えている可能性があります。
ポメラニアンは自分の手を舐めて気持ちを落ち着かせることがありますが、人間の手を舐めることでもリラックスしていることもあります。
ポメラニアンがストレスを感じる要因となるのは以下のようなものです。
ストレスの要因
- ドッグフードが合っていない
- 運動不足
- 寂しい
- 生活環境
- 環境の変化
愛犬の行動やストレスの状態をよく見て、舐めてくれる原因がストレスではないかチェックしてあげるのも良いですね。
舐めながら噛まれる可能性
子犬に多いパターンとして飼い主の手を舐めながら噛んでくることがあります。
これは愛情表現の1つで甘噛みであることがほとんどですが、噛まれるのが怖い人は特に注意してくださいね。
ちなみに噛んでくる力が強い場合はかなりストレスを感じている可能性があるので、生活環境の改善をしてみましょう。
ワンちゃんのストレス発散法
- 散歩や運動を増やす
- 温湿度を整える
- おもちゃで遊ぶ
- 噛むおもちゃを与える
- ノーズワークをする(実体験レビュー)
- グルーミング(ブラッシングやマッサージなど)
- 他のワンちゃんとの社交を促す(ドッグランやドッグカフェに行くなど)
- ケージを広くする(もしケージにいる場合)
舐めるのをやめて欲しい時は怒らないように
舐めることに限った話ではありませんが愛犬に何かをやめて欲しいときに怒ってしつけるのは適切なアプローチではありません。
怒ってはいけない理由
- ポメラニアンは飼い主の感情に敏感なので怒ることで愛犬がストレスを感じてしまう
- そもそも怒られている理由が理解できておらず、怒られた恐怖心や不安感によって余計に混乱してしまう
- 怒ることで愛犬との信頼関係を損なう可能性がある
中々言うことを聞いてくれなくてイライラすることもあるかもしれませんが、出来るようになるまで待ってあげるのも飼い主の役目です。
しつけにも愛情を込めることが大切。
ポメラニアンが愛情表現をしてくれたらどうお返しすればいい?
ふとした時にポメラニアンが近寄ってきて手をペロペロ舐めてくれるのは嬉しくなるもの。
中には舐めてくれるといった愛情表現に対して何かお返ししてあげたいと思う人もいるかもしれません。
そこでここではポメラニアンが愛情表現をしてくれた時のお返しとしてポメラニアンが喜ぶことを紹介していきます。
たくさんスキンシップを取る
ポメラニアンは飼い主と積極的に交流したい子が多い犬種です。
そのため撫でてあげたり、マッサージをしてあげると「ここを撫でて」と言わんばかり自分からお腹を見せてくれることもあります。
モフモフで飼い主にとっても触り心地が良いんですよね。
スキンシップを取ってあげることでポメラニアンは愛情や飼い主との繋がりを感じることができます。
愛犬が可愛い過ぎるがゆえの、無理やりのスキンシップは取らないようにしてくださいね。
ご飯を豪華にしてみる
ポメラニアンは運動やおもちゃ、スキンシップなど色んなものが好きですが、なんだかんだ1番好きなのは食べ物です。
我が家のポメラニアンもご飯のこととなると我を忘れたかのようなはしゃぎ具合で喜びまくります。
ドッグフードはワンちゃんの体調にも大きく関わってくるものなので今愛犬に与えているドッグフードが合っているのか再度チェックしてみるのもアリですね。
また当然ですが、おやつはカロリーが高く太りやすいので与え過ぎには気をつけましょう。
そうは言っても愛犬が可愛いのでついついおやつを与えたくなるものですよね。
おもちゃを与える
- ボール
- ひも
- ぬいぐるみ
- ノーズワークマット
といったおもちゃを与えてあげるのも愛犬が喜んでくれます。
ボールは飼い主と一緒に遊べるので飼い主が大好きなワンちゃんにはピッタリ。
ちなみに我が家の愛犬が1番好きなおもちゃはノーズワークマットです。
とにかく愛犬はご飯が大好きということもあってノーズワークマットはまるで宝探しかのように喜んでクンクンしてご飯を探します。
必死にクンクンご飯を探す姿がたまらなく可愛いのでノーズワークマットを試したことのない人はぜひ愛犬にプレゼントしてみてください。
⇒【洗えるノーズワークマットを本音レビュー】愛犬に試して感じた効果と口コミ
ドッグランに行く
ドッグランはほぼ全てのワンちゃんが好きと言っても過言ではないくらい楽しい場所です。
ドッグランのメリットは以下の通り。
- 社会性が養われる
- 知能や運動能力を刺激する
- ストレス発散
可愛い愛犬へのご褒美としてたまにドッグランに連れて行ってあげると喜んでくれるでしょう。
中にはドッグランが苦手な子もいるので愛犬の様子を見て楽しんでいるか確認してあげてくださいね。
ポメラニアンが飼い主の手を舐めるのは自然な行動
今回はポメラニアンが飼い主の手を舐めてくる理由と注意点を紹介させていただきました。
改めてポメラニアンが飼い主の手を舐める理由と注意点をまとめると以下の通りです。
飼い主の手を舐める理由
- 愛情表現
- 安心する
- 遊んでほしい
- ご飯やおやつが欲しい
- 緊張やストレスを和らげるため
- 子犬時代の延長
手を舐めてくる時の注意点
- 手にワンちゃんが食べてはいけない物が付いていないか
- 常に手を清潔にしておく
- あまりにも舐める頻度が高い場合は興奮やストレスがある場合も
- 舐めながら噛まれる可能性
- 舐めるのをやめて欲しい時は怒らないように
上記のように手を舐めてくる理由や注意点はたくさんありますが、愛犬が何を考えているかわかれば信頼関係をより深めることもできます。
この記事で今以上に愛犬と仲良くなっていただければ幸いです。