愛犬と一緒に暮らすなかで、甘えにきてくれるのは本当に至福のひととき。
あまりにも可愛過ぎて「私の愛犬が世界で1番だわ」なんて親バカなことを考えてしまいます。
基本的には甘えたなところをそのまま受け入れても大丈夫ですが、あまりにも甘えた過ぎることによるデメリットもあるんです。
そこでこの記事では私が実際に経験した、ポメラニアンの甘えたい時に見せる仕草と甘えん坊すぎる場合の注意点としつけの方法についてご紹介します。
ポメラニアンが甘えたい時に見せるサイン
ここからは実際に我が家のポメラニアンが甘えたい時に見せる仕草をご紹介します。
手を舐める
我が家の愛犬が甘えにくる時は手をペロペロと舐めてきます。
あまりにもペロペロされてくすぐったくなるほどで、たまらないくらい可愛いんですよ。(親バカ)
ポメラニアンが飼い主の手を舐める理由は以下の通りです。
- 愛情表現
- 安心する
- 遊んでほしい
- ご飯やおやつが欲しい
- 緊張やストレスを和らげるため
- 子犬時代の延長
飼い主の手を舐めるのは緊張などマイナスな意味もありますが、基本的には飼い主を信頼しているからこその色んな要求であることがほとんど。
手を舐めてくる時は手にワンちゃんが食べてはいけないものがついていないか必ずチェックしておきましょう。
ワンちゃんが食べられないもの
玉ねぎ・ねぎ・ニラ・ニンニク・らっきょう・アボカド・ブドウ・レーズン・チョコレート・ナッツ・キシリトール・コーヒー・アルコール等
食べ物以外のハンドクリームなどにも注意してくださいね。
⇒ポメラニアンが飼い主の手を舐めてくる理由と注意点を実体験から紹介!
近寄ってきてスリスリしてくる
愛犬は明らかに甘えたそうに身体をこすりつけたり押しあてたりすることがあります。
これでただ単に体が痒かっただけだったら面白いね!
一般的にワンちゃんが飼い主に体をスリスリしてくる理由は、
- 甘えたい気持ち
- 愛情表現
- 自分のにおいを身体につけるため
などが挙げられます。
コミュニケーションや愛情表現の一環として、基本的にはワンちゃんの行動を受け入れてあげましょう。
ただ一般的に甘やかしすぎるとワガママになってしまうと言われています。とはいえ逆にかまわなさすぎても今度はなつきにくくなってしまうというのが難しいところですよね。
バランスを見て判断するのが1番ですが、我が家ではあまあまな飼育方針を取っています。
抱っこを要求してくる
甘えたい気持ちがマックスになると飼い主の体に体当たりしてくるほどの「抱っこしてー!」と要求してきます。
あまりにの勢いの良さにアゴをずつきされる時もあるほどです。
ちなみに抱っこを要求してくるのは甘えたい時だけでなく、安心したい時や疲れた時にも同じように抱っこを要求してきます。
愛犬が何を伝えたいのかよく観察して、気持ちに寄り添ってあげましょう。
愛犬の気持ちを理解することは信頼関係の構築にもなります。
撫でるとお腹を見せてくる
我が家の愛犬は頭や背中を撫でていると「次はここを撫でて〜」と言わんばかりに寝転がってお腹を見せてきます。
撫でるのをやめた時にお腹を見せながら手を上下にするのがたまらないくらい可愛いんですよね〜
ワンちゃんがお腹を見せてくる理由は、
- 甘えたいため
- リラックスしている
- 服従のサイン
などが挙げられます。
ちなみに以前にチワワを飼っていた時は撫でてもお腹を見せてくれなかったので、ワンちゃんの性格によって甘える仕草や度合いは違ってくると思います。
アゴを乗せてくる
パソコンなど何か作業をしているときに、愛犬がふとアゴを乗せてくる時があります。
当然作業の進み具合は遅くなりますが、それ以上に心を癒してくれて思わずニヤニヤしてしまうことも。
愛犬の表情を見ていてもリラックスしてくれている様子で甘えん坊なところが本当にたまりません。(もはや常に親バカ)
外出の準備をし始めると置いていかないでと膝の上に乗ってくる
ワンちゃんは察する能力があり、外出の準備を始めると「家を出るんだ」と気づいて意地でも膝の上に乗ってきます。
強引に膝の上に乗ってこようとするのでケガをしないようにしっかり支えてあげる必要がある点は注意が必要です。
ポメラニアンが甘えてくる理由
甘えたいから
ポメラニアンが甘えてくる1番の理由はシンプルに甘えたいからです。
先ほどの甘えたい時に見せる仕草でも紹介したようにポメラニアンは色んな仕草で飼い主に甘えにきてくれます。
本当に至福のひとときです。
特にお留守番をしてもらっていて家に帰ってきた時は「やっと帰ってきたぞ!」と言わんばかりの甘えっぷり。
一般的に帰宅直後は相手をしてはいけないと言われていますが、我が家は普通に相手をしています。
寄り添って安心感を得るため
元々ワンちゃんは群れる本能を持ち、安全な場所で過ごすことを好みます。
飼い主のそばに寄り添って安心感を得るために甘えている場合もあります。
信頼してくれている感じがたまらないですよね。
不安や緊張を和らげるため
不安や緊張などの感情が高まると、飼い主に寄り添ったり、撫でられたりして少しでも安心しようすることがあります。
そもそも甘える行動は、ワンちゃんが自分を守ってくれる存在に対して信頼を示すことでもあります。
飼い主との信頼関係があるからこそ甘えに来てくれるわけですね。
もちろんワンちゃんの、
- 犬種
- 個体差
- 過去の経験
によってどれだけ甘えてくれるかは異なるため、必ずしもすべてのワンちゃんが同じように行動するわけではありません。
愛犬の行動を理解し、快適な環境を作ることで不安や緊張を和らげることができるでしょう。
ちなみにワンちゃんが不安や緊張を感じることとして以下のようなものがあります。
愛犬が不安や緊張を感じる要因
- 環境の変化
- 分離不安
- 社会化不足
- トラウマ
- 飼い主の影響
これらのストレスが原因で涙やけがひどくなる場合もあります。
孤独感を紛らわすため
ワンちゃんが孤独感を感じる時は、
- 飼い主がいない時
- 新しい環境や場所
- 運動不足
- 誰からも相手にされない
といったことが挙げられます。
特にポメラニアンの場合は飼い主が大好きな子が多く、飼い主が家を開けた時や長時間のお留守番をさせられた時は孤独感を感じやすいので要注意。
あまりにもかまってあげる時間が少なすぎるとなつきにくくなってしまう可能性もあります。
不調のサイン
ワンちゃんが甘えること自体が不調のサインとは言えませんが、甘える行動を見ることで、ワンちゃんの状態をある程度把握できることがあります。
愛犬が普段と異なる甘え方をする場合、それが何らかの不調サインかもしれません。
不調の要因
- どこかが痛い
- ストレスや不安
- 食欲の変化
これまでお伝えしたように、ワンちゃんが甘えてくるのは基本的には「シンプルに甘えたくて」「飼い主が大好きだから」という理由が多いです。
愛犬の日頃の様子を見ておいて、「なんだかいつもと違う甘え方をしてくるぞ」と思ったら色々チェックしてみるのが安心ですね。
甘えん坊すぎるポメラニアンの注意点
甘えてくるポメラニアンが可愛くても、その甘えたなところを全て受け入れていると良くないと言われています。
せっかく甘えに来てくれているのに。
甘えん坊なポメラニアンと接する時に注意すべきことは以下の通り。
- あまりの可愛さについつい食べ物を与え過ぎない
- 適切な線引き
- 分離不安症
順番に解説していきます。
あまりの可愛さについつい食べ物を与え過ぎない
私は親バカで愛犬が甘えに来てくれる可愛さに、ついつい美味しいものをたくさん与えてしまい、太らせてしまったことがあります。
今はある程度体重は戻りましたが一時期愛犬の体重は4kg後半まで増えてしまったので体重を戻すために色々大変でした。
体重を戻すためにやったこと
- 低カロリーのドッグフードを与える
- おやつの代わりにドッグフードを与える
- 毎日の散歩
- 定期的な体重測定
ついつい甘やかしてしまいがちですが、将来のことを考えて太らないように気をつけましょう。
愛犬ポメラニアンの太り過ぎ対策で実際にやったこと4選【ツラくないよ】
適切な線引き
甘える行動を受け入れつつも、ワンちゃんと飼い主の関係で適切な線引きをすることは思っている以上に重要です。
愛犬が飼い主に甘えることは良いことですが、過度に甘えすぎると、飼い主に依存しすぎる可能性があります。
飼い主に依存するデメリット
- 留守番が苦手になる
- 不安定な行動をとるようになる
- ストレスを感じやすくなる
- 分離不安症になる
あまり甘えん坊なところを受け入れすぎるのも良くないんですね。
分離不安症になる
あまりにも甘えん坊な状態を受け入れていると愛犬が分離不安症になってしまうことがあります。
分離不安症の特徴としては以下の通りです。
分離不安症の特徴
- 飼い主が見えなくなると、極度の不安を感じる
- ワンワンと泣き続けてしまう
- 粗相をしてしまう
- 物を壊してしまう
- 尻尾をかじってしまう
飼い主のことが大好きだからこそ起きてしまうことなんですね。
甘えん坊な愛犬と一緒に寝ることはできる?
結論、一緒に寝ることは可能です。
一緒に寝ると寝返ったりするときに万が一のことがあるのでそこは自己責任でお願いいたします。
その上で私が実際にやっている一緒に寝る対策は以下の通りです。
愛犬と一緒に寝る対策
- ベッド(マットレス)の乗り降りがしやすいように、ペットステップなどを利用して高さ調節をした
- 愛犬の匂いのついた毛布を一緒に寝る場所に置いてあげた
- ベッドで寝ていた時は柵を取り付けたり、下にクッションを置いていた
- 温湿度管理(主にエアコンと加湿器)
一緒に寝ることは万が一の怖さもありますが、
- 可愛い愛犬を見ながら寝ることができる
- リラックス効果
- 愛犬が体調不良の時にすぐに気づいてあげられる
といったメリットもあるので、愛犬と一緒に寝ることができるか判断してみてくださいね。
甘えすぎるポメラニアンに対して効果的なしつけ方法
ここからは上で紹介したような分離不安症などを直すためのしつけについて解説していきます。
適度なスキンシップをする
ワンちゃんに十分な愛情を与えることは大切ですが、過剰な愛情表現はワンちゃんをわがままにしてしまうことがあります。
犬が自分から甘えてくる場合は、適度なスキンシップにとどめておくことも大切です。
徐々に離れる練習をしてもらう
ワンちゃんが過剰に甘える場合、飼い主がいないと不安になることがあるため、飼い主がいない時間を徐々に増やして慣らすことが大切です。
飼い主が少しずつ家を離れ、時間を長くしていくことで、ワンちゃんは徐々に不安を減少させることができます。
適度な運動や刺激を与える
犬に適度な運動や刺激を与えることで、ストレスを軽減することができます。
犬が自分のスペースを持てるように、犬用のベッドやクレートを用意することが良いでしょう。
外出する前までに運動をさせておくことで飼い主がいない間は寝る時間だと思ってもらうようにしています。
ポメラニアンは飼い主好きで甘えたな子が多い
ポメラニアンが甘えたい時に見せる仕草
- 手を舐める
- 近寄ってきてスリスリしてくる
- 抱っこを要求してくる
- 撫でるとお腹を見せてくる
- アゴを乗せてくる
- 外出の準備をし始めると置いていかないでと膝の上に乗ってくる
愛犬の体調が問題ないかチェックしつつ、甘えに来てくれる愛犬にたくさん癒されてくださいね。