- ポメラニアンを飼うか迷ってるけど飼いやすいのかな
- ポメラニアンを快適に飼うために工夫できることはあるかな
- そもそもポメラニアンの性格ってどんな感じなんだろう
今回はこういった人に向けて実際にポメラニアンを飼っている私がポメラニアンは飼いやすいのかを紹介したいと思います。
良い面も悪い面もフラットに紹介していきますね。
チェックポイント
抜け毛の多さや、特定の場面で吠えやすいところもあるけど、総合的にポメラニアンは飼いやすい犬種と言える!
ポメラニアンが飼いやすいと感じるところ
実際にポメラニアンを飼ってみて飼いやすいと感じるところは以下の通りです。
- 飼い主に忠実
- 賢いのでしつけがしやすい
- 小型犬なので一緒に色んなところにお出かけしやすい
- 留守番中にイタズラしない
- 中・大型犬に比べてお金がかからない
具体的に紹介していきます。
飼い主に忠実
そもそもポメラニアンは人懐っこく飼い主に忠実なので言うことをよく聞いてくれます。
実際に我が家の愛犬がワガママと感じることはなく、基本的に指示は何でも聞いてくれる印象。
もはやワガママどころか、
- 家にいると飼い主の後をついてくる
- 名前を呼んだらこっちを向いたり近づいてきてくれる
- 飼い主が帰宅した時に「待ってました」と言わんばかりのお出迎えをしてくれる
- 一緒に寝る時に飼い主の足元で寝る
といった忠実でありつつも、可愛いところをたくさん見せてくれます。
ちなみに犬が飼い主の足元で寝るのは、飼い主の頭から離れた足元を守ろうとしているようです。
なんてステキなワンコなの(親バカ)
⇒ポメラニアンを飼うのは大変?飼うんじゃなかったと後悔する人の特徴7選
賢いのでしつけがしやすい
ポメラニアンは、ボーダーコリーなどのようにずば抜けて賢い!というわけではありません。
ただ、しっかりと躾をすれば、
- 「待て」
- 「お手」
- 「お座り」
- 「おかわり」
- その場で一周まわる
- 飼い主の指にアゴを乗せる
- にんじんノーズワークでにんじんを掘る
など色々な芸も覚えます。
トイレもきちんと覚えてくれますよ。
しつけは覚えの良い子犬の時期からやっておくのがオススメです。
社会化を小さい頃からやっておくことで、賢い子に育ちやすいのはもちろん、
- ドッグラン
- ドッグカフェ
- 犬と行ける旅行先
など、色んなところに連れていきやすくなるのもメリットです。
⇒ポメラニアンは頭が良い?悪い?どれくらい賢いかを実際に飼っている私が紹介
小型犬なので一緒に色んなところにお出かけしやすい
ポメラニアンは小型犬なのでキャリーバッグやペットカートに乗せて、色んなところに一緒にお出かけして思い出を作りやすいのも地味に大きなメリットです。
ポメラニアンの平均体重は1.5kg〜3kg程度なので抱っこできる重さなのも飼いやすいところですが、遠出をするならペットカートに乗せるのがオススメです。
飼い主としてもずっと抱っこをして歩き続けるのはさすがに大変ですからね。
また、クレートやハードキャリーなどを使用すれば、電車や新幹線も乗ることができるので、車を持っていない人や遠方へ旅行に行く時も一緒に行動できます。
こういったクレートに入れて移動できるのはポメラニアンのような小型犬ならではのメリットと言えます。
クレートやハードキャリーで移動する時は、愛犬を安心させるためにこまめに声をかけてあげましょう。
留守番中にイタズラしない
ポメラニアンは賢い犬種なのでしっかりとしつけをしておけば、お留守番中もイタズラなどをせずに、お利口さんに留守番をしてくれます。
我が家のポメラニアンはお留守番中は寝ていることが多いです。
ただし、甘えん坊・寂しがり屋さんが多いので、お留守番によるストレスをかかりにくくなるためにも帰宅後は沢山スキンシップをとることが大切です。
また、イタズラをする気がなくても思わぬトラブルが起こらないように我が家では、
- コード類に触れないようにする
- 食べてしまいそうなものを床に置かない
- 温湿度管理をする
といった基本的な対策は取っています。
⇒愛犬のお留守番が快適になるように共働き家庭が実践している対策7選
中・大型犬に比べてお金がかからない
ポメラニアンは小型犬で体が小さいため、中〜大型犬と比べると、
- エサ代
- ペットシーツ代
- トリミング代
などの金額がそれぞれ安く済みます。
- トリミング代の例
- ポメラニアン→約3500〜4500円
中型犬→約5500〜6500円
大型犬→約7500〜15000円
ペットサロンによっては大型犬を受付してないところもあります。
またポメラニアンは体が小さい分、食べる量もそこまで多くないのでドッグフードの消費量も控えめです。
ペットと暮らしていく上でなんだかんだ見過ごせないのが飼育費用。
ポメラニアンはそういった飼育費用の面でも飼いやすい犬種と言えるでしょう。
ポメラニアンが飼いにくいと感じるところ
これまで飼いやすいところを紹介してきましたが、ここからは「逆に飼いにくいところはないの?」と疑問に思う人に向けて、ポメラニアンが飼いにくいと感じるところも紹介していきます。
ポメラニアンが飼いにくいと感じるところは以下の3つです。
- 抜け毛が多い
- インターホンなどに吠えやすい
- シャンプーが大変
抜け毛が多い
フワフワもふもふでとてもかわいいポメラニアン。
モコモコで見た目も可愛く、ふわふわの毛は触り心地も抜群です!
しかしその見た目通り、毛量が多い犬種ですので抜け毛も多くなります。
ポメラニアンの毛はオーバーコートとアンダーコートの2種類を持つダブルコートという特徴があります。
換毛期には、「こんなに抜けても大丈夫なの!?」と心配になるほど多くの毛が抜けるので、
- ブラッシングが大変だったり、
- 服やタオルに毛が付いたり
- 掃除に毛が絡まったり
ということが起こりがちです。
抜け毛に関してはポメラニアンに限らず、ペットを飼うならある程度は覚悟しなければいけないところではあるんですけどね。
【衣服に毛がつきにくくなる洗剤】リモサボンを6本使ってみた感想を本音レビュー
インターホンなどに吠えやすい
ポメラニアンは警戒心が強いため、来客者などに吠えてしまうことが多いです。
我が家の愛犬もお迎えして年数が経つごとに「我が家はワタシが守る!」という意識が出てしまったのか、インターホンの音や玄関での人の声に反応して吠えるようになっていました。
今ではインターホンに吠えないしつけをしてある程度マシになっています。
一応我が家の愛犬は、
- インターホンの音
- 来客
- 玄関での人の声
以外で吠えることはほとんどありません。
基本は大人しいのですが、こういった特定の場合によって吠えやすいことに対しては飼いにくさを感じてしまう人もいるでしょう。
シャンプーが大変
シャンプーは1ヶ月〜2ヶ月に1回程度やってあげる必要があります。
愛犬にシャンプーをやっていて大変なのが、濡れたポメラニアンの毛を乾かすドライヤーの時間がめちゃくちゃ長いこと。
人間の髪の毛を乾かすのにもそれなりに時間がかかりますが、もふもふのポメラニアンの毛を乾かすのはもっと時間がかかります。
家のドライヤーでは風量が弱いので我が家ではセルフシャンプー施設で愛犬をキレイにしています。
セルフシャンプー施設ならプロ仕様の風量の強いドライヤーがあるので乾かす時間もかなり節約可能です。
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約1,500円 | 約4,000円 |
シャンプーはドッグサロンもアリ
シャンプーが大変だなと思う人はドッグサロンでシャンプーをやってもらうことも可能なので、お金に余裕があればドッグサロンでシャンプーしてもらうのもオススメです。
⇒【犬のセルフシャンプーを実体験】オススメの持ち物や注意点を紹介
ポメラニアンを飼いやすくするためのポイント
ポメラニアンを飼っていく上でこうすれば飼いやすくなるというポイントを紹介します。
お迎え前に必要なものをある程度揃えておく
ポメラニアンの性格は、
- 飼い主大好き
- 好奇心旺盛
- 甘えん坊
- やんちゃ
- 寂しがり
といった特徴があります。
なのでお迎えしてから必要なものを買いに行こうにも、いきなりお留守番を経験させることになりポメラニアンにとってよくありません。
飼い主にとってもお留守番させて大丈夫かなと不安なままお出かけすることになります。
さらに、いざお迎えした後になって必要なものがないと、
- 「どうしよう」
- 「とりあえず急いで買いに行かなきゃ」
- 「ドッグフードもなんでもいいや」
といったように焦ってあまり良くない物を選んでしまう可能性もあるでしょう。
ドッグフード選びは超重要
ドッグフードは愛犬の一生を左右するくらい大切な物なのでテキトーに選ばないようにしてください。
ポメラニアンをお迎えする上で最低限必要な物は以下の通りです。
最低限必要な物
- ドッグフード
- 食器
- エサ台
- おもちゃ
- 計量器
- トイレ
- ペットシーツ
- ケージ
- クレート
- 温湿度計
- フェンス
- 床材
「こんなにあるの⁉︎」と思われたかもしれませんが、本当に全部必須アイテムです。
これらに加えて散歩する時に使うリードや爪切り、シャンプーなども揃えていかなければいけません。
ポメラニアンをお迎えしてからこれだけのアイテムを集めるのは本当に大変。
最初は大変ですが、お迎え前に必要な物はある程度揃えておけば、お迎え直後から快適な愛犬との暮らしが待っていますよ。
⇒【ポメラニアンを飼う準備】飼うのに必要なものを実体験を元に紹介
色んなことを経験させる(社会化)
愛犬を色んなことに慣れさせることは、飼いやすさに大きく関わってくる要素です。
慣れさせるのはドッグランやドッグカフェといった愛犬と一緒に行ける場所だけでなく、もっと基本的なことでも社会化が身に付き落ち着きのある愛犬に育ちやすくなります。
基本的な社会化の例
- 家族以外の人
- 他のワンちゃん
- 車の音
- スマホの音
- インターホンの音
- 掃除機の音
社会化ができていないと、
- 吠えやすくなる
- 攻撃的な性格になりやすい
- 他のワンちゃん同士でトラブルになりやすい
- 愛犬との信頼関係が形成されにくい
といったように、飼いにくいポメラニアンに育つこともあり得る話です。
少しでもお利口さんなポメラニアンになってもらうためにも小さい頃から社会化をしておきましょう。
最初は生活音を聞かせたり、外に出るだけといったちょっとしたことから始めてみましょう。
飼育環境を整える
飼育環境を整えてあげることで、ポメラニアンのストレスが抑えられ、
- 吠える
- 噛む
- 家具を壊す
などの問題行動を起こしにくくなります。
適切な飼育環境の例
- 部屋の温度を18℃〜24℃、湿度を40%〜60%に保つ
- 新鮮なお水を用意する
- トイレシーツはこまめに交換してあげる
- コード類はカバーをするか、フェンスを立てて近付かせないようにする
- 毎日散歩に行く
「飼いやすくするためにここまでやるのは逆に大変じゃないか」と思う気持ちもよくわかりますが、問題行動を起こしやすくなったり、愛犬の体調に影響が出てしまってはもっと大変です。
文字で見るとなんだか大変そうですが、実際は愛犬の可愛さに自然と色々やってあげようって気になりますよ。
我が家で飼っているポメラニアンの性格
ポメラニアンを飼いやすいかどうか判断する上で性格も見過ごせないポイントですよね。
そこでここからは我が家で飼っているポメラニアンの性格を紹介したいと思います。
性格は個体差の影響も大きいので「そういうところもあるんだ」くらいの気持ちで見ていただければ幸いです。
我が家のポメラニアンの性格
- 甘えん坊(部屋を移動すると付いてくる、座ってると膝の上に乗ってきたり体をくっつけてくる)
- 寂しがり(用事で実家に預ける時必死についてこようとする)
- 人間大好き(出会う人みんなについていってしまう)
- 食いしん坊(家の中で落ちているものはなんでも食べちゃう。ドッグカフェにて、緊張で犬用ご飯を食べない子がいる中、愛犬はなんでも食べていた)
- 内弁慶(外で人に会うと喜ぶのに、愛犬が室内にいて来客があると吠えまくる)
- 他の犬は苦手(吠えはしないけど、無になる&逃げる)
- 寝るの&撫でられるのが好き(食べ物が絡まないと遊ばない)
- ビビり(散歩中、人の声や生活音が聞こえると動かなくなる)
色々書きましたが要するにポメラニアンは可愛いということです(親バカ)
ポメラニアンの飼いやすさは飼い主の気持ち次第なところもあるよ
ここまで紹介しておいてなんですが、ポメラニアンの飼いやすさは飼い主の気持ち次第なところもあります。
飼いやすさは、飼い方や、しつけの仕方、といった部分ももちろんありますが、1番は愛犬を好きになれるかにかかっていると私は感じているんです。
ぶっちゃけいくら飼いやすいペットだろうと、そのペットが好きじゃないと「めんどくさいな」と感じてしまいそうですからね。
愛犬のことが好きなら粗相をしたり、なかなか言うことを聞いてくれなくても、それすら可愛いなあなんて思ってしまうこともよくあります。
この長い記事を最後まで読める人は真剣にポメラニアンのことを考えられる人です。
きっとあなたならポメラニアンと楽しい暮らしができるはず。このブログが参考になっていれば幸いです。