【犬のお手のしつけが成功する教え方】実際に私が愛犬に教えた訓練方法

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「お手!」「お手!」「全然反応してくれないよー!」

犬のお手を教えるのって難しいですよね。私も最初にお手を教えた時は悩みすぎて「もうダメだ〜」と心が折れたこともありました。とはいえお手を覚えないと、愛犬とのコミュニケーションが上手くできなかったり、散歩から帰ってきた時に足を拭きにくいなど、色んなデメリットがあります。

今では安定して愛犬がお手をしてくれるようになったので、今回は犬のお手のやり方を実体験を元に紹介したいと思います。

すぐには覚えてくれないかもしれませんが、気長に続けていきましょう。

ざっくり結論

私のお手の教え方はシンプルで『軽く愛犬の手を優しくすくい上げるように持って「お手」と言う。上手くできたらオーバーなくらいに「そー!」と高めの声で褒めまくってナデナデしてさらにおやつのご褒美も与える。』です。

お手の教え方

お手はもちろん教え方がメインですが、その前に必要なアイテムや環境を整えることも大切。なのでお手の練習に使うアイテムや環境を整えることを説明してから、私が実際にやって成功したお手の教え方を紹介していきます。

お手の練習をするためのアイテムや環境を整える

お手のトレーニングをする時は、愛犬が好きなおやつを用意するのがオススメです。実際に我が家の愛犬は食いしん坊なので、おやつを使ったトレーニングはかなり効果的でした。

おやつは小さく、トレーニングの途中で手軽に与えられるものが理想です。

食べ物にあまり興味がない子の場合は、お気に入りのおもちゃをご褒美として使うのもアリです。とにかく愛犬がもらって喜ぶものを用意してあげましょう。

また、トレーニングをするためには、快適な環境を整えてあげることも重要です。

お手の練習に適した場所

  • 動き回れるくらいのスペースがある
  • 静かで落ち着ける
  • 危ないものが落ちていない

広い場所や、外の刺激が少ない室内など、愛犬が集中しやすい場所を選びましょう。

私が実際にやって成功したお手の教え方

前提としてお手はおすわりの状態でやるのが基本です。おすわりを覚えていない場合はまずおすわりから教えてあげましょう。

おすわりの教え方
1.愛犬におやつを見せる
2.「おすわり」と言いながら愛犬の頭の上におやつを持っていく
3.すると自然と愛犬の頭が上がってお尻が床に付くのでそのタイミングでご褒美を与える

もしおすわりが上手くいかない場合は、手でお尻を軽く押して座らせるか、座るまで根気よく待ちます。褒めるタイミングを工夫して、少しずつ教えましょう。

冒頭の繰り返しになりますが、実際に私がやったお手のやり方はめちゃくちゃシンプルです。

私のお手の教え方

軽く愛犬の手を優しくすくい上げるように持って「お手」と言う。上手くできたらオーバーなくらいに「そー!」と高めの声で褒めまくってナデナデしてさらにおやつのご褒美も与える。

これで慣れてくると飼い主側から愛犬の手をすくい上げなくてもしっかり手のひらを出して「お手」と言うと愛犬も手を差し出してくれるようになります。

あとは時間をかけて「できるようになるまで待ってあげる」という意識があれば大丈夫です。

個人的な経験として、できるようになるまでは「お手」と言ったのに上目遣いで顔を乗せてくるなど、失敗は失敗なんですが、想定外の可愛い一面なんかも見れたりして失敗しても意外と楽しいんですよね。

「お手」の可愛い失敗

また、犬のお手といったしつけについてちゃんと調べられる人は愛犬のことを大切に思っている人だと個人的には思っています。

飼い主の気持ちは愛犬にも伝わっていますよ。

お手を教える際の注意点

お手のやり方は紹介しましたが、ここでは個人的にお手を教える時に気をつけていたことを紹介したいと思います。具体的には以下の3つです。

お手を教える際の注意点

  • 長時間やらない
  • 怒らない
  • 短くわかりやすい言葉で褒める

長時間やらない

長時間お手の練習をすると愛犬の集中力が持ちませんし、どうしても疲れてきて、愛犬にとっても飼い主にとっても苦痛になってきます。そうなると愛犬は「お手の練習=嫌なこと」と覚え始めてなかなかしつけが進まなくなってしまうことも。

経験上ですが、その日の練習時間は10分くらいにして、できなかったら「じゃあ次の日だね」とすぐに切りあげることも大切です。

怒らない

お手ができなくても怒る必要はありません。怒ってもお手ができるようにならないからです。お手がちゃんとできたら「うちの子はやっぱり天才犬だ!」と思うくらいのつもりで気長に教えてあげる方が、愛犬もリラックスして楽しく練習できるので効率的だと思います。

飼い主の感情は愛犬にも伝わります。

飼い主自身がお手の練習を楽しむことも大切です。

短くわかりやすい言葉で褒める

我が家では愛犬がお手をできた時は「そー!」と褒めていました。

基本的には愛犬が何かを成功した時は、

  • 「よし」とか「良い子」といった短くて分かりやすい褒め言葉を使う
  • 声のトーンを明るく元気な声にする
  • 言葉だけじゃなく「すごい!」といった感情も込める

などの褒め方がオススメです。愛犬が褒めてもらえていると理解できるようになります。

人間も同じように褒めてもらえるとモチベーションが上がりますよね。

ちなみにご褒美は愛犬がお手を成功した直後に与えることが大切です。タイミングが遅れると、犬が何に対して褒められているのか分からなくなります。

お手のしつけのメリットデメリット

ここではお手のしつけをしたことのメリットデメリットを、実際に感じたことを元に紹介していきます。

お手のしつけのメリット

愛犬にお手を教えることのメリットは以下の通りです。

  • コミュニケーションがしやすくなってより愛犬の求めていることがわかるようになる
  • 信頼関係が強くなってお互いがもっと好きになる
  • 愛犬の頭が良くなって難しいトレーニングもできるようになってくる
  • 愛犬が自信を持てるようになって他のしつけにも前向きになる
  • 問題行動の軽減にもつながるのでしつけがラクになる
  • お手をする愛犬の可愛さに癒される

もう最初にお手をしてくれた時は嬉し過ぎて「きゃー!」ってなりましたよね(親バカ)

このように感情的な意味だけでもメリットはとんでもないくらい大きいです。「言う通りに動いてくれた!」という嬉しさもあるのですが、愛犬がお手をしている姿がシンプルに可愛すぎるんですよね。

愛犬の安全を守ることや、他のしつけをしやすくなるといった意味でもお手のしつけをするメリットは大きいと実感しています。

お手のしつけのデメリット

次にお手のしつけのデメリットは以下の通りです。

  • できるようになるまで時間がかかる
  • 愛犬が他のコマンドと混同してしまう場合がある
  • ご褒美の欲しさに何もしていないのに愛犬からお手をしてくることがある

正直特にデメリットと言えるか微妙なところですが、強いて挙げると上の3つになりました。

できるようになるまでは時間がかかるものと思っておけば正直苦にならないですし、むしろお手ができない期間の方がある意味貴重なんですよね。なかなかお手が上手くできなくて悩むこともあるかもしれませんが、お手ができない時期だからこそ味わえる経験です。

振り返った時に良い思い出になっていると思いますよ。

ご褒美の欲しさに何もしていないのにお手をしてくることもありますが、これは正直可愛いの一言です。もちろん変にクセ付いてしまうと良くはないので一応デメリットとして挙げましたが、そんな頻繁じゃなければ気にしなくて大丈夫ですし、自然とおさまっていくと思います。

お手を覚えない場合の対策

「なんかウチの愛犬はお手を覚えてくれないんだけどどうしよう」となった場合は以下の3つをチェックしてみましょう。

モチベーションのチェック

愛犬がお手を覚えない場合、モチベーションが不足していないか確認しましょう。イヤイヤ練習していると身に付きにくくなります。

ご褒美として与えているおやつやおもちゃが本当にご褒美として機能しているかも再度チェックしてみてください。

飼い主自身も一緒に落ち込む必要はありません。最初は飼い主側も上手くしつけできないのが普通です。

自分だけがダメなんだと思わずに、どうか自信を持ってくださいね。

トレーニング環境の見直し

トレーニングの環境が愛犬にとって適切であるかも再度チェックしてみましょう。

お手の練習に適した場所

  • 動き回れるくらいのスペースがある
  • 静かで落ち着ける
  • 危ないものが落ちていない

周囲に気を散らすものが多いと愛犬は集中できません。

やることたくさんですが、頑張っていきましょう。

トレーニング方法の工夫

お手の練習は短く、頻繁に行うことで犬の集中力を保ちます。私は長くても1日10分くらいの短期集中型でやっていました。

「お手ができるまで何日かかった」と競い合うものなら「なんとしても1日で覚えてもらうぞー!」となるかもしれませんが、そんなことはないんです。

嫌味抜きで、お手ができない期間しか経験できないお手の練習を楽しんでいただけたらなと本気で思っています。

その他にはお手の際に「手」や「ハンド」などその時によって掛け声を変えないことも大切です。犬側からするとどれがなんの指示なのかわかりにくくなります。

短く、わかりやすく、一貫性のある言葉で、練習していきましょう。

ドッグトレーナーへの相談は不要

お手の練習でドッグトレーナーへの相談は基本的には不要です。

もう元からの性格がどうにも凶暴で噛みつかれたりして身の危険を感じるくらいなら相談しなければいけないとは思いますが、逆にドッグトレーナーにお願いして、愛犬が帰ってきたらもっと凶暴になっていたなんてことも意外と聞く話です。

もちろんドッグトレーナーが全て悪とまでは言いませんが、そういったデメリットを考えると基本的にはドッグトレーナーへの相談をするよりも、飼い主がお手の練習をしてあげた方が良いと思います。

できるようになるまで時間のかかる子もいますが、ちゃんとできるようになってくれるので根気よく付き合ってあげてくださいね。

お手以外のコマンドの教え方

今回はお手のやり方ですが、お手以外にも使えるコマンドはたくさんあるので今のうちからどんなコマンドがあってどういう時に使うのか把握しておきましょう。

おいでの教え方

「2〜3歩離れたところから愛犬の顔の高さにおやつを差し出しておいでと言ってちゃんと飼い主のところまで来れたらおやつを与える」といった流れで覚えてもらいます。

慣れてくると離れた距離からでも「おいで」ができるようになるのでかなり実用的でオススメのコマンドです。

おいでを覚えるメリット

  • リードが外れたり、道路に飛び出そうになった時に「おいで」と言って危険を回避できる
  • 愛犬が良くないことをしているときに「おいで」と言えばその行動を止めることができる
  • ドッグランなどリードを外している時にも使いやすい

おいでを覚えてもらうと何かと便利ですよ。

待ての教え方

愛犬の前でおやつを見せた状態で「待て」と声をかけてじっと待てたらおやつを与える、という流れで覚えてもらいました。

最初は1〜2秒でも問題ありません。慣れてきたら5秒、10秒と時間を伸ばしていきましょう。

待てを覚えるメリット

  • 興奮を抑えられる
  • 危険を回避できる
  • 来客やトリミングの時など日常生活の色んな場面で役に立ちやすい

待てのメリットは先ほどのおいでと似ていますが、愛犬に一旦止まってほしい時も日常生活でたくさんあるので、しっかり覚えてもらうのがオススメです。

ちなみにご飯を与える時に待てをして練習することが多いですが、その時は長時間待てをする必要はなくほんの2〜3秒くらいで充分です。不必要な長時間の待ては愛犬との信頼関係づくりにも意味はありません。

緊急な理由以外で長時間の待てはしなくて大丈夫です。

ふせの教え方

ふせは「おやつを床につけると愛犬が自然とふせの姿勢になるのでできたらおやつをあげる」というやり方を繰り返していると覚えてくれました。

ふせを覚えるメリット

  • ふせはリラックスの姿勢なので興奮を落ち着かせることができる
  • 犬に体に負担がかからない
  • 突発的な動きを防げる
  • 信頼関係が深まる

お手と同じく、根気よく教えてあげましょう。

ハウスの教え方

ハウスはケージやクレートの中に入ってもらう動作です。

我が家ではハウスの中にご褒美を入れて愛犬がハウスに入ったら「ハウス」と言って褒めまくっていると覚えてくれました。普段の愛犬にご飯を与える時にもケージに指を刺して「ハウス」と言っていると自然とハウスに入る習慣ができるので、覚えてもらいやすいです。

我が家の愛犬は食いしん坊なので、ご飯が絡むコマンドはすぐに覚えてくれます笑

ハウスを覚えるメリット

  • クレートに入れてお出かけしたい時にスムーズになる
  • お留守番の問題行動が減りやすい
  • ペットホテルに泊まる時にストレスを感じにくくなる

ご飯を与える時にセットで練習しておくと自然と覚えてくれますよ。

犬に「お手」に関するQ&A

そもそもお手は必要?

愛犬にお手を教えること自体は必須ではありません。

ただ、お手を覚えておくと、

  • 飼い主との信頼関係が深まりやすい
  • 足を触る練習にもなる
  • 「ハイタッチ」や「バイバイ」など他のコマンドに繋げやすい

などのメリットが多いので、できるなら覚えてもらった方が良いでしょう。

お手をする姿が可愛いのもメリットですね。

お手はどっちの手が良いの?

きっちりとした決まりはありませんが、一般的には飼い主から見て右手がお手、左手がおかわりと教えることが多いです。

「おかわり」

特に理由がなければ右手をお手にすれば良いかなあと思いますし、我が家も右手をお手にしています。

また、右手はお手、左手はおかわり、といったように一度決めたことは統一させてあげる方が愛犬にとってもわかりやすく、覚えるのも早くなります。

お手以外に犬に教えられるコマンドには何がある?

お手以外に犬に教えられるコマンドは以下のようなものがあります。

お手以外のコマンドの例
おすわり、おいで、待て、ふせ、ハウス、タッチ、ターン、あご、ドロップ

おすわり、おいで、待てなど、実用的なコマンドから覚えさせてあげるのがオススメです。

お手のしつけのまとめ

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私のお手の教え方は、まず軽く愛犬の手を優しくすくい上げるように持って「お手」と言います。そして上手くできたらオーバーなくらいに「そー!」と高めの声で褒めまくってナデナデしてさらにおやつのご褒美も与えるようにしていました。

お手を教える時は、

  • 長時間やらない
  • 怒らない
  • 短くわかりやすい言葉で褒める

といったことを意識すると、愛犬が楽しく練習できるので効率も良くなります。

しつけは基本的に長い時間をかけて学んでいくものなので、なかなか上手くいかなくても「全然ダメだ」と落ち込む必要はありません。

むしろちゃんと教えてあげようと思って、この記事に辿り着いてここまで読んでいるあなたはめちゃくちゃ愛犬想いの良い飼い主さんです。

どうか気を落とさずに、楽しく愛犬と練習してくださいね。

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