犬のセルフシャンプーをやって感じたメリットデメリット8選!持ち物や注意点は?

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大好きな愛犬をお家で洗ってあげようとお風呂場に連れて行き、いざシャンプーをしてみたものの思っていたよりも大変。

時間はかかるし、腰は痛くなるし、とはいえドッグサロンは高いしなあと困っていました。

そこでネットで調べてみると犬のセルフシャンプー(セルフウォッシュ)があることに気づきました。

これなら今よりはラクでドッグサロンよりは安く済むと思い、実際にセルフシャンプーをしてみたら良い感じだったので今回は、

  • 犬のセルフシャンプーの感想
  • 犬のセルフシャンプーのメリットデメリット
  • 犬のセルフシャンプーの具体的な流れとやり方
  • 犬のセルフシャンプーに持っていくべきアイテム
  • 犬のセルフシャンプーの注意点

をご紹介したいと思います。

セルフシャンプーで愛犬の毛をふわふわにしてあげましょう。

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犬のセルフシャンプーとは

犬のセルフシャンプーは、ドッグサロンのような施設を借りて飼い主が自分で愛犬にシャンプーをして洗ってあげることです。

場所によって異なりますが基本的な設備としては以下の通り。

セルフシャンプーの設備

  • シャワー
  • 浴槽
  • ドライヤー
  • エアコン
  • 掃除用具

また、料金は時間制や、犬の頭数によって決められていることが多いです。

セルフシャンプーの料金はお店によって本当に様々ですが、だいたい1,000円〜3000円くらいが相場になっています。

犬のセルフシャンプーのメリットデメリット

メリット

ペットサロンに行くよりも安く済ませられる

サロンに行くと約4000円前後かかるシャンプーですが、セルフシャンプーを使用することで約2000円前後で済ませることができるので、少しでも節約したいという方におすすめです。

愛犬の体調を自分の目で見ながらシャンプーできる

飼い主さんから離れるのが苦手な(分離不安等)ワンちゃんでも安心してシャンプーできますし、常に飼い主さんが愛犬を常に見ていられるので体調に注意してシャンプーしてあげることができて安心です。

家でシャンプーする時と違い、気温(室温)が調整しやすい

自宅でシャンプーする時は、お風呂場やドライヤーをかける場所の室温調整が難しいことがあります。特に夏や冬はエアコンの無いお風呂場が冷えたり、ドライヤー中に高温になりがちで、愛犬にとって負担になることもあります。

しかしセルフシャンプーでは店内にエアコンが完備されているため、シャンプー時もドライヤー時も一定の室温で作業することが出来て愛犬にも優しいです。

プロ仕様のドライヤーがあるため、乾かす時間が短くなる

ポメラニアンなどの長毛・ダブルコートのワンちゃんは人用の一般的なドライヤーだと乾かし終わるまでかなり時間がかかってしまい、飼い主さんもワンちゃんも大変です。

プロ仕様・ペット用のドライヤーだと風量がかなり強く、温度調整も出来るので人用のドライヤーよりも早く乾かすことができます。

大量の抜け毛も掃除が簡単で楽

ポメラニアンなど抜け毛の多い犬種だと、ドライヤー時に大量の抜け毛が舞うこともしばしば…。自宅ですると部屋中にふわふわの毛が散乱してしまい、掃除が大変です。

セルフシャンプーのお店でも退出前に利用者自身での簡単な掃除は必要ですが、自宅のように部屋中が毛まみれになるのを気にする必要がないので楽です。

デメリット

全ての作業を自分でやらなければならないため手間がかかる

シャンプーからドライヤー乾燥までを全て自分自身でやらなければならないため、なれないと大変かもしれません。

初めてセルフシャンプーをした時は1時間予約でやってみましたが時間がギリギリでした。

自宅のドライヤーよりは圧倒的に早いですが、高機能なドライヤーを使っても愛犬の毛を乾かすのは時間がかかります。

またシャワー台はお湯が周りに飛び散らないように高めに作られています。

そのため、シャワー台に愛犬を降ろしてシャワーやシャンプーをするとどうしても前傾姿勢の状態が続き、腰を痛めやすいのもデメリットの1つです。

シャワーの温度が一定になりにくい

セルフシャンプーの施設にもよりますが、シャワーの温度が一定になりにくい時があります。

シャワーの温度が一定でも一定でなくてもこまめに水温は確認しますが、より「温度大丈夫かな」という心配が大きくなるのでそこはイマイチなところだなと思います。

シャンプー・トリートメントを持参する必要がある

シャンプー・トリートメントは店舗内で販売しているところもありますが、自身で持参しなければいけないことが多いです。

そのためセルフシャンプー自体は安く済ませられてもどうしても初期費用はかかってしまいます。

犬のセルフシャンプーのやり方とコツ

犬のセルフシャンプーの手順を正しく理解し、注意点を把握した上で行うことが必要です。

犬のセルフシャンプーを行う際、犬の動きを制限する方法を工夫することで、犬にストレスを与えずにシャンプーを行えます。

ブラッシングしておく

セルフシャンプーは時間制。

ブラッシングは自宅でしっかりとおこない、毛玉やもつれはシャンプー前に取っておきます。

シャンプーはわりと早く終わりますが、毛を乾かすのにめちゃくちゃ時間がかかるのでそういった意味でも事前のブラッシングは大切です。

シャワーの水温を調整する

セルフシャンプーのお店で受付を済ませたら、まずは水温調整します。

オススメの温度は37〜38度程度のぬるま湯。

人間にとって心地良い温かさでもワンちゃんにとっては熱いということがあるので注意してください。

シャワーヘッドを体に当てながら地肌までしっかりとぬるま湯ですすぐ(予洗い)

人と一緒で、シャンプー前にしっかりと長めにすすぎをすることで多くのホコリや汚れをこの段階で落とせます。

シャワーの当て方は離してジャーっと当てるとワンちゃんが怖がってしまうので、体に当てて音が鳴らないようにしてあげると落ち着いてくれますよ。

泡立てたシャンプーを使い地肌をしっかりと洗う

まずシャンプーを“泡立てネット”等で泡立て、その泡を使って洗っていきます。

汚れが少ない場合は1回でいいですが、汚れがひどい場合は2回シャンプーします。

1回目は軽く表面を洗って洗い流し、2回目でしっかり地肌をシャンプーしましょう。

直接シャンプーの液を塗布しないように注意してくださいね。

シャワーヘッドを体に当てながらしっかりとぬるま湯ですすぐ(洗い流し)

耳の後ろや足の付け根・肉球周りなどはシャンプーが残りやすいので特にしっかりとすすぎます。洗い残しがあると皮膚症状が出たりするので、洗い残しがないように注意しましょう

トリートメントやリンスをつけて馴染ませる

この際に商品によってそのまま使用していい物や希釈してから使用する物があるため、それに従いトリートメントやリンスを全体に塗布して馴染ませます。

※商品により希釈する濃度が違うのできちんと説明文を読み、必ず記載通りにぬるま湯で薄めてから使用しましょう!

シャワーヘッドを体に当てながらしっかりとぬるま湯ですすぐ(洗い流し)

ぬるつきがなくなるまでしっかりとすすぎます。シャンプー同様、耳の後ろや足の付け根・肉球周りなどは特にしっかりとすすぎ、洗い残しがないように注意してください

軽く手で毛の水を絞る

ワンちゃんの体に負担がないよう軽く手で水を絞ります。

軽く耳の中にフーっと息を吹きかけてあげると、愛犬がブルブルしてくれるのでそれで水気を飛ばしてもらうやり方もあります。

タオルでしっかりと水分を拭き取る

ワンちゃんがブルブルしても雫が飛ばないくらいしっかりとタオルドライしましょう

※PVAスポンジタオルで8割程度水分を拭き取り、その後普通のタオルでしっかり拭くのがオススメです

※PVA素材のスポンジタオルが1枚あると、何度も水分を吸収&簡単に絞ることができて便利ですよ

ドライヤーで乾かす

低めの温度に設定し、地肌に風をあてるようにしてしっかりと乾かします

※最初は手で、少し乾いてきたらピンブラシやコームなどで、その後スリッカーで・・・と段階を踏むと乾かしやすいです

コームで毛をとかす

最後は毛玉がないか確認をし、ブラッシングして被毛を整えて完成です!

実体験から犬のセルフシャンプーで必要なものや使えるオススメアイテムを紹介

ここからは実際にセルフシャンプーを体験してみて、必要なものや使えるオススメのアイテムを紹介していきます。

犬のセルフシャンプーを行う前に必要な道具や用意するものを揃えておくことが大切です。

セルフシャンプーをする施設によっては、シャンプーやタオルなどが置いていないところもあるので要注意。

セルフシャンプーで使う物は事前に揃えておきましょう。

シャンプー

言うまでもありませんが、シャンプーは必須です。

シャンプーをしに行ってるのにシャンプーを忘れるのは面白すぎるよ!

忘れかけたことがあるなんて言えない。。。

上で説明した通り、セルフシャンプーの施設によってはシャンプーが置いてあったり置いてなかったりと様々なので事前に確認しておくと良いですね。

我が家の行っているセルフシャンプーにはシャンプー系は置いていないので自分で準備しています。

シャンプーの選び方をざっくり箇条書きで説明すると以下の通り。

シャンプーの選び方

  • 肌の弱い子には低刺激のシャンプー、長毛種犬には長毛種用のシャンプーといったように愛犬の毛質と皮膚状態に合ったものを選ぶ
  • 無添加や天然由来といった成分に注目する
  • 無香料や愛犬の好きな匂いなど、香りにも注目する
  • 犬用のシャンプーを使う
  • 口コミや評判を参考にする

愛犬に合うシャンプーがどれかなあって選ぶのもわりと楽しいものです。

トリートメント・リンス

トリートメントもシャンプー同様ワンちゃんの毛や肌質に合ったものを準備します。

「そもそもトリートメントっているの?」と思ってしまいがちですがやっておくのがオススメです。

犬用のトリートメントの効果
犬用のトリートメントは、被毛を柔らかくし、絡まりやすい毛を解きほぐす効果があります。
また、保湿効果や皮膚の健康をサポートする成分が含まれていることもあります。

実際にやってみるとわかりますが、トリートメントをすると愛犬の毛がフワッフワになります。

モフモフ具合がたまりません。

我が家では100均などで購入できるドレッシングボトルなどに入れて使用しています。

商品の表記通りに水で薄めたトリートメントをボトルに入れておくと、細かい部分にも塗布しやすいので意外と使えますよ。

洗面器などの水を溜められる容器

水を貯められる容器も1つ持って行っておくと便利です。

容器はこんな時に使える

  • シャンプーを泡立てる
  • トリートメントを希釈する
  • シャワーが苦手で興奮してしまうワンちゃんに対して、洗面器に入れたお湯をゆっくりとかけられる
  • セルフシャンプー用品をまとめられる

実際に使ってる感じとしてはそこまで大きいものは用意しなくて大丈夫かなと思います。

泡立てネット

シャンプーは体に直接付けるより、泡立ててから使用する方が皮膚に優しく、汚れや臭いの落ちが良くなります。

泡立てネットを使用すると簡単に大量の泡が作れるので、よりワンちゃんの被毛を包み込んで洗うことが可能です。

少ないシャンプー量でもしっかりと泡立てることができるので使用量が節約できる意味でも泡立てネットはオススメ。

泡で出るポンプなどで代用するのもアリですね。

タオル

PVA素材のスポンジタオル(吸水タオル)はめちゃくちゃ便利です。

普通のタオルなら一度濡れてしまうといくら絞っても湿気が残ってしまいますが、PVA素材のスポンジタオルは濡らしても絞れば完全に水気を落とせるので愛犬の毛の乾きも良くなります

もちろんセルフシャンプーの時だけでなく、日常生活にも使えるので個人的にはかなりオススメです。

ブラシ・スリッカー・コームなど

意外と忘れがちなのがブラシ・スリッカー・コームなどの毛を整える系のアイテムです。

ドライヤーで乾かす時はスリッカーで毛をとかしながら風を当てることで乾きも早くなりますし、毛のもつれを取ることもできます。

乾かした後は、コームで毛玉ができてないかのチェックもしてあげましょう。

首輪

ドライヤーをする際など、トリミングテーブルを使用する場合は落下防止のために首輪をつけ、トリミングテーブルに繋いであげましょう。

エプロン

シンクでシャンプーする時や、シンクから愛犬を移動させる際に気づけば服が濡れていることが結構あります。

なので気になる方はエプロンがあった方がいいでしょう。

犬のセルフシャンプーで注意すること

愛犬をシャンプーするのは癒しの時間でもあり、大変な時間でもあります。

もしセルフシャンプー中に何かあってはそれはもう一大事。

ここからは犬のセルフシャンプーをやってみてここは気をつけた方が良いなと感じたポイントをご紹介していきます。

思わぬトラブルが起こらないようにしっかりチェックしておきましょう。

セルフシャンプー前にワンちゃんの体調を調べる

ワンちゃんの体温は、人間と異なります。

ワンちゃんの体温が高い状態でシャンプーをすることで体温がさらに上昇してしまうので、そういった時にシャンプーをするのはやめておいた方が良いでしょう。

シャンプーをする前に愛犬の様子を見てしんどそうにしていないかといったチェックは必須です。

ワンちゃんの目や耳に水が入らないようにする

ワンちゃんの目や耳に水が入ると炎症を引き起こすことがあります。

顔周辺を濡らす時は、

  • 手で覆いながらシャワーを当てる
  • 手でぬるま湯をかけてあげる

といったやり方がオススメ。

不意に愛犬が体の向きを変えたり横を向いたりすることもあるので、様子を見ながらゆっくりお手入れしていきましょう。

シャンプーも目や耳に入らないように注意してください。

シャワーの温度

シャワーの温度は37、38度程度のぬるま湯がベストです。

飼い主さんからすると冷たいのでは!?と思ってしまうかもしれませんが、ワンちゃんにとってはこのくらいがちょうど良い感じ。

他に色んなサイトでシャワーの温度を調べてみましたが、やはり37、38度が望ましいとされているところがほとんどでした。

ワンちゃんの毛並みを傷つけないようにする

シャンプーをする際に、犬の毛並みを傷つけないようにすることが大切です。

毛を洗うときに気をつけるポイントはとにかく優しく泡で洗ってあげること。

強くこすったり、ブラッシングをする際に力を入れすぎたりすると、毛並みが傷つき、皮膚トラブルを引き起こすことがあるので注意しましょう。

ワンちゃんの体をしっかりと乾かす

シャンプーをした後、ワンちゃんの体をしっかりと乾かすことが大切です。

濡れたまま放置すると、カビや細菌が繁殖し、これも皮膚トラブルを引き起こすことがあります。

キレイに乾かした後のモフモフの愛犬の触り心地はたまりませんよ。(親バカ)

ドライヤーの風量や温度・距離に注意する

ワンちゃんの皮膚を傷つけないように、ドライヤーの温度と風量を適切に設定します。

ポイント

ドライヤーをしている間は常にドライヤーの風量と温度を自分の手に当てて確かめながら乾かしてください。

温度設定はシャワーと同じようにぬるいくらいがちょうど良いです。ぬるい設定がなければ距離を離して温度を調整してみましょう。

また意外と見落とされがちなのが風量で、あんまり風量が強すぎるとワンちゃんが呼吸をしにくくなってしまいます。

温度と同じように距離を離して強い風を当てすぎないのも重要なポイントです。

さらに特定の部位をずっと当て続けるのも良くないので全体的に乾かしていくイメージを持ちましょう。

ドライヤーは気をつけるポイントが多い。。。

爪切りやハサミ等の使用はお店によっては禁止している場合もある

爪切りやハサミ等の使用はお店によっては禁止している場合もあるので、事前にお店に確認を取ってください。

犬のセルフシャンプーの頻度とタイミング

ワンちゃんのシャンプーの頻度とタイミングを箇条書きでまとめてみました。

シャンプーの頻度とタイミング

  • 犬のシャンプーの頻度は、月に1~2回が望ましい
  • 汚れが目立ったり臭いがひどくなったタイミングでシャンプーをする
  • 犬種や年齢によっては洗い過ぎになったり、体に負担がかかったりするので、愛犬の状態に合わせて回数を調整することが理想
  • 臭いが気になるために1週間に1度シャンプーをする飼い主も見られますが、シャンプーのしすぎはさまざまなデメリットを引き起こす可能性があるので要注意

我が家のシャンプーの頻度も月に1〜2回程度ですが、愛犬の体調によっては2ヶ月あけることもあります。

シャンプーの間隔をあけすぎるとさすがに毛がベタついてくるので、最低でも2ヶ月に1回はシャンプーをしてあげると良いでしょう。

犬のセルフシャンプー愛犬ともっと仲良くなろう

愛犬との絆を深め、キレイな毛並みを保つためにもセルフシャンプーは貴重な機会です。

優しくキレイに洗ってフワフワになった愛犬をモフモフして癒されてくださいね。

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