初心者でも飼いやすい小型犬の種類10選!選び方と飼いやすさを決める3つの要素

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小型犬を飼いたいけど、どの犬種が飼いやすいか分からない人が多いです。適当に選んでしまうと、しつけが面倒な犬種に当たったりして飼ってから後悔するなんて悲しいことが起こることも。

この記事では、初心者でも飼いやすい小型犬の選び方を紹介します。具体的な犬種を10個挙げるので参考にしてください

この記事を読めば、あなたに合った小型犬選びができるようになります

飼いやすい小型犬の選び方

飼いやすい小型犬の選び方

飼いやすい小型犬の選び方を3つの要素に分けて解説します。

  • 健康面で選ぶ
  • 住環境に合わせて選ぶ
  • 性格や特性で選ぶ

健康面で選ぶ

健康面を重視して小型犬を選ぶ人の気持ち。めちゃくちゃわかります。

体が丈夫だと安心感があるし、何より愛犬と過ごせる時間が長くなりますからね。

健康的だと愛犬の体調にかかるお金も抑えられるのでお財布にも優しいです(長生きする分お金がかかるとも言えますが)

ブリーダーやシェルターから健康診断証明書が提供されている犬を選ぶのも有効です。もちろん健康診断証明書を見るだけで信用できるとは限らず、実際にどのように飼われているかや、その子の様子を確認することも重要です。

犬種によって、

  • ブラッシングの大変さ
  • ケガのしやすい箇所
  • 体重管理がしやすさ
  • 年齢に応じた体調管理のラクさ

などが異なるので、事前にチェックしておくと良いですね。

» 小型犬の平均寿命と長生きの秘訣

住環境に合わせて選ぶ

住環境に合わせて選ぶ

住環境に合わせて犬種を選ぶことは、住んでいる場所の広さや特徴が、犬の快適さや体調面に直結します。

賃貸の場合はそもそもペット可の物件かチェックしておくことが必須です。

今住んでいる家が犬に対して適切な環境を提供できるかをよく考えましょう。

犬に適した住環境の例

  • ケージやトイレを置いた上で、自由に動けるスペースがある
  • 尖ったものや小さなものなど、誤って飲み込んでしまうものが床に落ちていない
  • 段差がない(極力少なくする)
  • 犬用のベッドなど愛犬にとって居心地の良いスペースがある
  • エアコン付けっぱなし

実際に我が家では段差を極力なくしてあげたり、机の角にクッションを付けてあげたりして、トラブルになりそうなところの対策をしています。階段が多い場所に住んでいるなら、膝の弱い犬種は避けた方が良いかもしれません。

段差にクッション
机の角にクッション(超アナログ笑)

エアコンは基本付けっぱなしが必須なので、エアコンが取り付けられない部屋では飼育しないようにしてください。

周辺環境が飼育に適しているかも重要です。吠えることが少ない犬種を選べば、周りの住人とのトラブルも避けられます。

性格や特性で選ぶ

性格や特性を考慮して小型犬を選ぶことも、リアルな生活を考えるうえで重要です。活動的で運動が好きな人は、エネルギッシュな性格の小型犬が向いています。逆に、家でゆっくり過ごすことが多い人は、落ち着いた性格の小型犬がおすすめです。自分自身と似た性格や特性をもつ犬種を選びましょう。

とはいえ同じ犬種でもその子によって性格は全然違うんですが。

犬を初めて飼う人には、しつけやすい性格の小型犬が適しています。一人暮らしや高齢者の場合は、独立心が強すぎず愛情深い犬種のほうが、たくさん癒してくれるでしょう。

繰り返しになりますが、同じ犬種でも個体差があるため、

  • ブリーダーや保護団体に具体的な性格を確認する
  • 自分の目で見てどんな性格か判断する

ことをオススメします。
» 小型犬の年齢別の特徴とお世話の仕方

初心者におすすめの飼いやすい小型犬10選

初心者におすすめの飼いやすい小型犬10選

初心者におすすめの飼いやすい小型犬は以下の10種です。

  • ポメラニアン
  • トイ・プードル
  • チワワ
  • ヨークシャー・テリア
  • マルチーズ
  • パグ
  • キャバリア
  • フレンチブルドッグ
  • パピヨン
  • ミニチュア・ダックスフンド
  • シーズー

ポメラニアン

ポメラニアンは、

  • 甘えん坊で
  • 人懐っこく
  • 飼い主への忠誠心が高い

といったことから根強い人気を誇る犬種です。

今現在、我が家でもポメラニアンを飼っていますが、まあ〜可愛いこと。

我が家の愛犬ポメラニアンのマリル

あ〜たまらん(親バカ)

ポメラニアンは吠えやすい犬種と言われていますが、確かにインターホンが鳴った時は「侵入者が来たぞー!」と言わんばかり吠えてしまいますが、それ以外は基本大人しいです。

もちろん個体差もありますけどね。

頭も良く、待てやおすわりは基本として、一周まわったり、飼い主の手にアゴを乗せるなど色んな芸を覚えてくれたり、ご飯やトイレなど簡単な言葉も覚えてくれますよ。

毛がモフモフなので触り心地が良い反面、ブラッシングが大変だったり、足が弱めなので住環境の段差をできるだけ減らしてあげるなどの工夫は必要ですが、総合的にポメラニアンは初心者にも飼いやすい犬種と言えるでしょう。

トイ・プードル

トイ・プードルも、多くの人に愛されている犬種です。

明るく活発な性格で、他のペットに対しても警戒心なく振る舞ってくれます。

複数飼いをしたい人にも適しています

エネルギッシュな一面もあるので毎日のそれなりの運動量や刺激が必要です。

  • 散歩
  • 飼い主と遊ぶ
  • ノーズワークなどの知育玩具

など、体と心の両方を刺激してあげると良いでしょう。

頭も良く、理解力と学習能力に優れているため、しつけがしやすいのも特徴の1つ。

抜け毛は少なめですが、毛が伸び続ける特徴があるので定期的なトリミングは必須になります。

キレイな毛を保つためのケアはわりと大変な印象です。

トイ・プードルの平均寿命は15.3歳と長寿の傾向にあるので、少しでも長く一緒にいたいという人にもオススメできる犬種となります。

チワワ

チワワ

チワワは小柄ながら勇敢な性格が特徴の犬種です。

散歩は必要ですが、運動量は少なめで済みます。賢くて、学習能力が高いので、しつけがしやすい犬種でもあります。

色のバリエーションが豊富なので、自分の好みの色を選びやすいのもメリットの1つですね。

チワワの毛色
ブラックタン、クリーム、ブラックホワイト、レッド、ホワイト、チョコタン、ブルータンなど

ただし、体が小さくて臆病な性格なので注意が必要です。大声を出したり、服従させるようなしつけをしようとしたりすると、飼い主を怖がるようになってしまいます。 悪さをした場合、叱ることは大切ですが、大声を出さないようにしましょう。

実際に以前飼っていた子も臆病でちょっと吠えやすい性格でした。(もちろんめちゃくちゃ可愛かったですけどね)

以前飼っていたチワワのルル

ヨークシャー・テリア

ヨークシャー・テリアは長い毛がキレイでエレガントな犬種です。活発で遊び好きなので、社交的な性格の人に向いているといえます。比較的運動量が少なくても問題ない犬種なことから、毎日が忙しいという人にもオススメです。

もちろん毎日散歩は連れて行ってあげるのがベストです。

記憶力と学習能力が高いという賢さもあるので、飼い主が教えたことはきちんと実行してくれます。

ただし、毛が長いからこそ、毛玉ができやすいため、毎日のブラッシングは欠かせません。またテリア系であることから気が強い一面もあります。

  • 毛のケアに時間をかけられる人
  • しつけのメリハリをつけて絆を深めたい人

に向いている犬種と言えるでしょう。

マルチーズ

マルチーズ

マルチーズは豊かな白い被毛が特徴的です。マルチーズは健康問題が比較的少ない点で飼いやすい犬種と言えます。穏やかで親しみやすい性格なので、家族の一員として迎えやすいでしょう。

小さな住環境にも適応しやすく、都市部でも人気が高いです。

ただし、甘やかしてばかりだと、攻撃的になったり、無駄吠えをしたりする場合もあるので注意しましょう。個体差があるので、基本は褒めるスタンスで良いですが、態度が変わるようであれば控えるべきです。

あまり抜け毛がないのもメリットですが、キレイな被毛を維持するためにブラッシングは怠らないようにしてください。

しつけは必要ですが、比較的懐きやすく、明るい性格なので、初めて飼う犬種として向いていると言えるでしょう。

パグ

パグは愛嬌のある表情とシワシワの顔が人気の犬種です。

ブサカワなのが良いんですよね。

陽気で人懐っこく、遊ぶことが大好きです。1匹を集中して愛してあげたい飼い主にオススメ。運動量は少なめで良く、室内の飼育に適しています。愛情深く優しい性格で、初心者でもペットとして飼いやすいのが特徴です。

しかし、寂しがり屋で鳴き声が小さいため、長期の留守番や番犬としての飼育には不向きです。暑さに弱いので、夏場は室温管理にも気を付けましょう。

他の小型犬にも言えることですが、やっぱりエアコンは必須ですね。

しつけの際は、無駄吠えと噛み癖に注意が必要です。 嫉妬が原因で無駄吠えをすることがあるため、他の犬も飼いたい場合は向かないかもしれません。

キャバリア

キャバリア

キャバリアは温厚で子どもとも仲良くできる性格です。お子さんがいる家庭におすすめとなります。社交的で明るく、争い事を好まないので、とても飼いやすい犬種です。

愛情深く、人懐っこい性格でもあるので、飼い主側も優しく接してあげると良いですね。

活発で遊ぶことも大好きなので、毎日散歩をしてしっかり運動させてあげましょう。

忍耐強く、コミュニケーション能力も高いので訓練やしつけも積極的に行える良さもあります。

パピヨン

パピヨン

パピヨンは大きな耳が特徴的で可愛い犬種です。活発で遊び好きですが、攻撃性は少なく穏やかな個体が多いです。比較的静かなので近所迷惑になりにくく、抜け毛が少ないため飼いやすい点が人気といえます。

寒さや暑さなどの環境適応に強く、他の犬種に比べて体調を崩しにくい点も人気の理由です。

パピヨンのお世話には注意が必要です。キレイで長い毛をキープするためには、毎日ブラッシングが必要になります。適度な運動も健康を維持するために欠かせません。小さな住居でも飼えますが、運動不足に注意して、定期的に体調をチェックをしましょう。

ミニチュア・ダックスフンド

ミニチュア・ダックスフンドは短い足で歩く姿が愛らしい犬種で、小型犬の中でも特に人気が高いです。甘えん坊で人懐っこいので、初心者の方や子どもがいる家庭でもすぐになじめます。ただし、長い背骨を守るため、階段の上り下りを必要とする環境は避けましょう

1階だけで飼うのが無難といえます。

平均寿命も15歳と小型犬の中でも長生きしやすい犬種なので、長く一緒にいたい人にもオススメです。

胴が長く足が短い体型から、 あまりにも激しい運動や肥満が続くと、腰に負担がかかるため、食事と運動の管理に気を付けましょう。

シーズー

シーズー

シーズーは愛らしい表情と長い毛が特徴的な犬種です。穏やかで賢い犬種なので、しつけもしやすく、初めてペットを飼う方におすすめです。小型犬ですが、運動量は比較的多く、遊びや散歩も大好きなため、毎日散歩に行ってあげるのが理想です。

高温多湿に弱いため、暑い季節には温度管理に注意が必要でエアコンは必須。お手入れは、日常的なブラッシングと定期的なトリミングが欠かせません。被毛が長いので絡みを防ぐためにも、可能な限り毎日ブラッシングしてあげましょう。

警戒心が強く、独立心が強い一方で、見知らぬ人や犬に対しては警戒心が強め。

社交性を養うためにも、幼少期から色んなことを経験させてあげることが大切です。

小型犬の飼いやすさを決める3つの要素

小型犬の飼いやすさを決める3つの要素

小型犬の飼いやすさを決める3つの要素は以下のとおりです。

  • 運動量
  • しつけやすさ
  • お手入れの必要性

運動量

運動量は小型犬を選ぶ際に重要な要素です。犬種によって必要な運動量は異なるため、飼い主のライフスタイルに合わせて選びましょう。運動量が少ない犬種は、短い散歩や家の中での遊びでも満足できる場合が多いです。

逆に運動量が多い犬種の場合は、毎日たっぷりと運動する時間を確保する必要があります。運動不足は肥満にもなりますし、体調にも影響するので要注意。

実際に愛犬を太らせてしまったことがあるのですが、愛犬が「まだ食べたい!」という表情をしているのにご飯を与えてあげられないのは本当にツラいものです。

もちろん太らせてしまったのは飼い主の責任です。

色んな理由があって忙しい日でも、散歩に連れて行ったりしてできるだけ運動量を確保してあげましょう。

経験上愛犬の体型維持という意味では、可愛いからとつい食べ物を与えすぎないようにするのもポイントです。

» ポメラニアンの体重管理とケア方法

しつけやすさ

しつけやすさ

小型犬のしつけやすさは、犬飼い初心者さんにとって重要なポイントですよね。

逆にしつけがしにくいと、

  • 「なかなかうまくいかない」
  • 「言うことを聞いてくれない」
  • 「もうどうしたらいいかわかんないよー!」

とストレスが溜まる一方。

基本的には学習能力や記憶力が高い犬種を選ぶのがオススメですが、今回紹介した10種類の小型犬はどの子も賢いです。

個人的には「頭の良い犬はどれだ!」と真剣に悩むというより、「基本的には賢い子達だから、どの子を選んだとしても私がしつけを頑張れば大丈夫!」というくらいの気持ちで良いと思います。

お手入れの頻度

お手入れの頻度も飼いやすさにダイレクトに影響します。

例えば毛が長い犬種の場合は、毎日のブラッシングが必要ですし、定期的にシャンプーをしてあげたり、トリミングが必要な子もいたりと大変です。

活発な犬種だと散歩中にはしゃいだりして帰ってきた時に足を拭いてあげるのが大変なところもあります。

爪切りや涙やけ対策など、どの犬種にも必要なお手入れもありますが、1番大事なのはきっちり継続してお世話をしてあげること。

愛犬の体調を第一に守れるのは飼い主ですからね。

まとめ

まとめ

今回は初心者でも飼いやすい小型犬を10種紹介させていただきましたが、結局「飼いやすい」「飼って良かった」と思えるのは飼い主次第です。

ちょっと冷たい言い方ではありますが、本当にそう思っています。

あなたににとって合いそうだなと思える犬種を選んで、愛犬との充実した生活ができれば幸いです。

紹介した犬種の中でもポメラニアンなら私も現在飼っていて、ポメラニアンに特化した情報をたくさん発信しているので、「ポメラニアンもありだな」と感じたら他の記事も読んでみてくださいね。

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