- ウチのポメラニアンがわがまますぎる
- なんでこんなわがままなの?
- どうやったらこのわがままっぷりを改善できるの?
今回はそういった人に向けて、実際にポメラニアンを飼っている私が、
- 我が家のポメラニアンがわがままだと感じる瞬間
- ポメラニアンがわがままになってしまう理由
- ポメラニアンのわがままの直しかた【タイプ別】
を紹介したいと思います。

愛犬のわがままに悩んでいる人はぜひ最後までご覧ください。
我が家のポメラニアンがわがままだと感じる瞬間
ドッグフードが絡むと周りが見れなくなる
普段は「おすわり」や「まて」などもしっかりとやってくれる愛犬ですが、やはりフードの誘惑には勝てず。

ドッグフードが出てくるのが分かるとドッグフードにしか目が行かなくなってしまい、かなり興奮してなかなかいうことを聞いてくれなくなったり催促吠えをしてしまうことがあります。
興奮状態は愛犬の心身にとっても良くないですし、いざという時に「まて」などのコマンドを聞いてくれないと危険な場合もあるため、少しずつ練習して興奮状態を抑えられる様にすることが望まれます。
我が家ではそれなりに高いドッグフードを与えているので、美味しすぎるから「早くちょうだい!」とアピールしてしまう側面もあるのかもしれません。

逆に美味しい食べ物をもらえるから飼い主の言うことを聞いてくれている側面もありますが。
質の低い食べ物を与えていると、
- 涙やけができやすい
- 抜け毛が増える
- 足腰が弱くなる
- 太ってしまう
など、デメリットも目立ちます。

ドッグフードは愛犬の一生を左右するものなのでできるだけ質の高いものを与えるようにしましょう。
与えたガムやおもちゃを返してもらおうとすると怒る
一度与えたガムやおもちゃ等を返してもらおうとした際に逃げたり唸り声をあげて怒ったりすることがあります。
これを繰り返していると、
- 怒れば取られない!
- ワタシの方が偉いのよ!
とワンちゃんが思ってしまいどんどんわがままになってしまうことも。
自分が気に入った物はなかなか離してくれないため、離してくれたらおやつをあげる等の練習をして、
- 取られても大丈夫、
- ちゃんと返したら褒めてもらえる
と覚えてもらう必要があります。

食い意地の強さが私に似たんだわ!(親バカ)
1人で作業したい時に抱っこを要求してくる
我が家では、
- 勉強したい時
- スマホをいじりたい時
- 洗濯物を干す時
- 化粧する時
など様々な場面で抱っこや遊んでの催促があります。
人間大好きで甘えん坊のポメラニアン。
その甘えん坊さがとても可愛くて仕方ないのですが、どうしても作業をしなければならない時はとても大変です。

可愛いがゆえにその催促を振り切るのはなんだか毎回心が痛みます。
最初は散歩の時に歩いてくれなかった
我が家の愛犬は元々保護犬施設にいたこともあって散歩をものすごく怖がって歩いてくれませんでした。
犬が「怖い」という感情がある時に飼い主からすると「わがままな風に見えてしまう」こともあるのかもしれません。
ただ散歩に関しては少しずつ慣れてくれて今ではほとんど問題なく歩いてくれるようになりました。

愛犬のわがままさは私のしつけ次第なところもあると思います。
ポメラニアンがわがままになってしまう理由
上では我が家のポメラニアンがわがままだと感じる瞬間を紹介しましたが、そもそもどうしてわがままになってしまうのかをここから紹介していきたいと思います。
ポメラニアンがわがままになってしまう理由は以下の通りです。
- 飼い主が愛犬のわがままを許してしまっている
- 愛犬が甘えたすぎる
- 社会化が上手くできていない
- 運動不足
- 不安やストレス

順番に解説していきます。
飼い主が愛犬のわがままを許してしまっている
- 飼い主の言うことを聞かなくても甘やかす
- おやつを要求されたらついつい与えてしまう
- ダメなことをダメと言えない
といった甘々な飼育方針をとっている場合はわがままになってしまいやすくなります。
そういう我が家も基本は甘々な方針なんですけどね。

だってかわいいんだもん(親バカ)
ただ、本当にわがままさをなんとかしたいと思っている人は可愛いから許すとは言ってられないのも事実。

時には低い声で「ダメ」「ノー」と言ってあげることも大切です。
愛犬が甘えたすぎる
- 膝の上に乗ってくる
- 遊んでほしいとアピールしてくる
- とにかくくっつきたがる
などの甘えたな要素がいつしか当たり前のようになって、今はダメだよと言っても言うことを聞かなくなってしまう場合もあります。
甘えん坊な子はやっぱり可愛くて仕方ないんですよね。

愛犬も愛犬で自分のことを可愛いとわかっているかのように振る舞ってきますし。
あまりにも飼い主にべったりしていると留守番中などの飼い主がいない時に不安になって問題行動を起こしてしまう場合もあるので注意しましょう。
社会化が上手くできていない
- あまり散歩に連れて行かない
- ドッグランやドッグカフェに行かない
- 飼い主以外の人との交流が少ない
といった理由から社会化が上手くできていないこともわがままになってしまう要因になります。
できれば子犬の時期に社会化をしてあげるのがベストですが、大人になってからでも色んなとこを経験させてあげるとおりこうに育ってくれます。

実際に我が家の愛犬は元保護犬で5歳の時に引き取りましたがそこから「まて」や「おすわり」などのしつけを1から教えました。
運動不足
- 散歩に連れて行ってくれない
- 散歩の時間が短い
- 家の中で遊べる空間やおもちゃがない
といった運動不足の理由から噛み癖や吠え癖などの問題行動が増える場合があります。
そしてその噛み癖や吠え癖を飼い主はわがままと感じてしまうという流れです。

運動不足に関しては散歩の時間や家の愛犬のスペースを見直してあげることですぐに改善できるので「もしかしたら運動不足かも」と思う人は試してみると良いでしょう。
「散歩するのめんどくさいなあ」って思う日もあると思うので、そういった場合は、
- 室内でボールやエサを使って運動させる
- ノーズワークで遊んでもらう
といったやり方がオススメです。

少しでも多く運動させてあげましょう。
不安やストレス
- 車の音や雷の音
- 飼い主が外出する時の分離不安
- 新しい環境
- 家の中で人間同士がケンカをする
といったことからくる不安やストレスによってわがままな行動をとってしまうこともあります。
例えば留守番に関しても、飼い主にとっては「ちゃんと返ってくるよ」と思えますが、ポメラニアンからすると「ちゃんと帰ってくるのかな」と不安になってしまうことも。
こういった不安やストレスは犬の個体差によっても変わってきますが、基本的にはできるだけストレスを与えない環境作りをやってあげるのが吉。

不安やストレスが抑えられると案外わがままさも直ってくれるかもしれません。
ポメラニアンのわがままの直しかた【タイプ別】
実際ポメラニアンのわがままってどうやって直せば良いの?という人に向けてここからはポメラニアンのわがままの直しかたを紹介していきます。
わがままな行為に対して無視してみる
心が痛む行為ではありますが、本当にわがままをなんとかしたい場合は愛犬のわがままに対して無視をすることも必要です。
「わがままになれば飼い主は何でもやってくれる!」と思われてしまうともうそれは大変。
- おやつちょうだい
- ずっとかまって
- あれやってこれやって
全部言う通りに対応していると「これじゃまるで愛犬の家来じゃないか」と思ってしまいますよね。

わがままっぷりすら可愛く見えてしまう時もあるんですけどね。
わがままを直すためには時には無視することも大切なポイントです。
良い子にできたらご褒美を与える
先ほどは、わがままに対して時には無視をすることも大切と紹介しましたが、それと同じくらい大切なのが良い子にできたらご褒美を与えることです。
- 「待て」や「おすわり」がきっちりできる
- インターホンに吠えない
- 落ち着いて散歩ができる
- 家を荒らさない
など、良い子にできたらご褒美を与えて「ちゃんとできたらご褒美がもらえる」と思ってもらえれば愛犬自らお利口さんになってくれるでしょう。

ネガティブなしつけよりも、こういったポジティブなしつけのほうが飼い主も愛犬も楽しいですよね。
昔は犬には厳しくしつけをする風潮がありましたが、最近では優しく、ポジティブにしつけをするのが主流になっているので今の時代に合っているやり方です。
食いしん坊タイプのわがまま
- ご飯を与えても「足りないんですけど」といった表情
- どんな種類の袋の音がなっても「おやつくれるの?」と近寄ってくる
- 「もうご飯の時間だよね?」と言わんばかりにこっちを見つめてくる
ご飯を求めるのは元気で何よりですが、それが原因でわがままになってしまうのも困りもの。
食いしん坊な子の対策としては、
- ご飯の回数を増やしてみる
- フードをふやかして食べる時間を伸ばしてみる
- 野菜をトッピングして噛む回数を増やす
といったことがオススメ。

ドッグフードを低カロリーなものに変えて満腹感を増やしてみるのも良いでしょう。
散歩中のわがまま
- 散歩の途中で歩かなくなる
- 飼い主についてこようとしない
- 周りの犬や人に吠える
といったわがままに対しては以下のような対策がオススメです。
散歩中のわがまま対策
- 散歩コースを変える(交通量の多い場所で散歩しない)
- 一定の場所まで歩いたらご褒美を与える
- 散歩の時間を変えてみる
- 散歩直前に水分を与える
- 天気の悪い日は散歩は控える

特に我が家の愛犬は散歩中に歩かなくなることが多かったのですが、上の対策をすればかなり改善したのでぜひ試してみてください。
インターホンに吠えるわがまま
それまでくつろいでいた愛犬がインターホンが鳴った瞬間に飛び起きてここぞとばかりワンワン吠えだすなんてこともありますよね。
いつしかインターホンに吠えるのが当たり前になって注意しても全然言うこと聞いてくれない場合は、
- インターホンが鳴ったら好物を与える
- おもちゃで気をそらす
- チャイム音に慣れさせる
といった対策をしてみましょう。

我が家の愛犬は食いしん坊なのでインターホンが鳴ったら好物を与えるのが効果的でした。
おもちゃが好きならとっておきのおもちゃをインターホンがなるまでとっておくのもオススメ。

またそもそもチャイム音に慣れていない可能性もあるので、時間をかけてチャイム音に慣れてもらうことも大切です。
抱っこを嫌がるわがまま
抱っこを嫌がる理由として、
- 抱っこ自体に慣れていない
- 抱っこに嫌な経験がある
- トイレを我慢している
といったことが挙げられます。
すぐにその場から離れたい時やマンションなどの共用部では抱っこが必須。

余談ですが、縦抱っこは
- 首
- 背中
- 腰
など愛犬の体に多数負担をかけてしまうので犬の抱っこは横抱っこをするようにしましょう。
わがままがなおるまで気長に待ってあげることも大切
今回は我が家のポメラニアンがわがままだと感じる瞬間とわがままになる理由と直し方を紹介しました。
愛犬のわがままさはこれまで生きてきて長い時間をかけてそうなってきたもの。
なのでそのわがままを直そうとする場合も長い時間をかけてゆっくり改善していくものです。

なかなか改善しなくてイライラしてしまう時もあるとは思いますが、根気よく愛犬に付き添ってくださいね。