噛む行動は本来犬にとっては自然なものですが、放置すると深刻な問題になりますよね。
実際に私は愛犬に本気噛みされたことがありますが、超小型犬でも「手の神経がダメになっちゃったかも・・・」と思うくらい痛かった記憶があります。
それでも愛犬の可愛さに許しちゃったんですが(親バカ)
とはいえ噛み癖や本気噛みが普通になってしまうと愛犬を触ることすら怖くなって、まともにお世話すらできなくなってしまうかもしれません。
そこで今回は犬の噛み癖の原因と治し方を7つ紹介したいと思います。
実体験も交えながら紹介していきますね。
噛み癖の原因と治し方7選
噛み癖の原因と治し方は以下の通りです。
- 運動不足
- 本能的なもの
- 過剰な興奮
- ヒマや寂しさによるストレス
- 恐怖や不安による噛み癖
- 子犬の噛み癖の原因と対策
- 成犬の噛み癖の原因と対策
1つずつ解説していきます。
運動不足
SNSやYouTubeを見ていると運動不足が原因でストレスがたまって噛み癖がついてしまう子が多い印象があります。
人間にとっての1日は犬にとっては3日半分と言われています。もし1日でも散歩に行かない日があるとそれは愛犬にとっては3日半もずっと家に引きこもっている状態です。
そりゃあストレスもたまりますよね。
特に平日は学校や仕事で家に誰もおらず、ケージの中で過ごす、みたいな生活を送っている犬はツラいだろうなあというのが想像できます。
私は「寝るスペースくらいしかない部屋で3日半過ごして」と言われたら気が狂うと思います笑
また、「散歩に連れてってもらえた!」と思っても10分くらいですぐ終わると「もっと散歩したいよ!」と思うのも無理はありません。
いっぱい運動させてあげて疲れさせてあげるのも噛み癖には効果的。
「今日はしんどいなあ」と思う日もあります。普通なら「しんどくても散歩に行ってください」というべきですが、本当にしんどいなら散歩に行かない日があっても良いです。
でも基本は毎日、それなりに長い時間散歩をしてあげた方が良いのは言うまでもありません。特に散歩が大好きな子なら、散歩が1日の楽しみなんですよね。
楽しみに待っていたものが来なかった。来たと思ったらすぐに終わった。
そんなの切ないじゃないですか。
運動不足でストレスがたまって噛み癖がつく子が多い、ということは把握しておきましょう。
本能的なもの
噛み癖の中でも本気噛みされやすいのが「本能的なもの」です。以下から実体験を元に紹介していきます。
冒頭で紹介した以前飼っていた愛犬のチワワは、家の中で私を1番に順位付けしていて、祖母を最下位に見ていたため、私が愛犬を抱っこしている時に祖母がふざけて私に触ろうとすると「触るな!!」と歯を剥き出しで怒って祖母に噛みついていました。
正直、我が家では「愛犬をおちょくったりからかわないで!」と私が注意しても、家族が愛犬へちょっかいを出してふざけて怒らせていたため、なかなか改善できませんでした。
愛犬と暮らす以上、家族の協力は不可欠です。愛犬の嫌がることをちゃんと知り、それを避けてあげることで愛犬のストレスをなくしてあげられると思います。
また愛犬の角膜に傷がついてしまった時、処方された目薬を自宅でさしたところ、目薬への恐怖と傷の痛みからか力いっぱいの本気噛みをされたことがあります。超小型犬だからと甘く見ていましたが、しばらく指が痺れて動かせないほどに強く噛まれてしまいました。
痛みを軽減することはできませんが、少しでも恐怖心や点眼をするという苦痛を少しでも軽減するために、目薬の位置やさすスピードなど、やり方を変えてみたりの工夫をしてある程度噛んでくることは少なくなりました。
「ある程度抑えられた」というだけで噛んでくることもありましたが笑
食べ物への執着もすごく、おやつやご飯を食べている時に手を近づけると噛みついてきました。そのため、ガムなどを途中で返してもらおうとしても離してもらえず毎回大苦戦。
対策として、ガムをあげる際は手に持った状態で噛んでもらったり、ご飯を食べている時は絶対に近づかないようにするといったことをしていました。
食べ物に関する噛み癖や飼い主との上下関係は下の動画が参考になりました。
個人的な気持ちとしては甘々なしつけが好きなんですが、犬社会にとっては、きっちり上下関係はつけてあげて、飼い主が頼れるリーダーになってあげる方が良いのかなと思います。
噛み癖も結局は飼い主次第なんですよね。
正直どのくらいの強さでしつけをすれば良いかは私自身も答えが見つかっていません。世間の流れとしても昔はガッツリ上下関係をつける風習でしたが、今は優しい教え方をしようという流れに変わっているように、しつけのやり方に答えがないんですよね。
なんともあいまいな答えになりますが、愛犬の性格を見極めてどういったしつけ方針が一番合っているか、色々試してみていただければと思います。
過剰な興奮
過度に興奮すると噛むことがあります。愛犬と遊んでいる時に噛まれた場合は、遊びを一旦止めて愛犬が落ち着くまで待つことが必要です。
愛犬にとっては「飼い主と遊べて楽しい!」かもしれませんが、飼い主からしてみたら「噛まれるのはヤダ」ですよね。
対処法として、日頃から落ち着かせる練習をしておくのがオススメです。
興奮を抑える練習の例
- 「おすわり」と言ってすぐに冷静にさせる
- 興奮がおさまらない場合は別の部屋に移動させて落ち着くまで待つ
- 飼い主自身も落ち着いた態度を崩さない
ある程度の主従関係も必要です。ダメなものはダメとはっきり意思表示して、あくまでもリーダーは飼い主側だということをわかってもらわないと、万が一の時に言うことを聞かなくて事故が起きてしまうとそれこそ悲しい話。
余談ですが、散歩中に興奮する場合はリードを軽く上に引っ張ってあげて、興奮する方向に意識を向けさせないようにすると、興奮しにくく、仮に興奮してもすぐに落ち着いてくれやすいので試してみてくださいね。
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ヒマや寂しさによるストレス
飼い主不在などのストレスを、物を噛むことで解消しようとしてそれが噛み癖になっている場合もあります。
といった場合の対策は、「とにかく相手をしてあげる」です。
飼い主にとっては家に帰ってきて「あー疲れた」状態ですが、愛犬にとっては「やった!やっと相手してもらえる!」状態。
例えばの話ですが、家に帰ってきてもほとんど愛犬の相手をすることなく、ご飯と水と最低限のお手入れだけして終わりといった生活をしていたらそりゃ飼い主を噛んででも「相手してよ!」と訴えかけてくるのも納得ですよね。
ちなみに我が家では寝るときに愛犬がものすごく寂しそうにして夜泣きもしていたので一緒に寝るようにしました。それからは現在も毎日愛犬と一緒に寝ています。1人で寝るのが寂しくてストレスになっている場合もあるので、愛犬と一緒に寝てみるのも選択肢の1つかなと思います。
注意点として、寝相の悪い人は寝ている間に愛犬を踏んでしまう可能性があるのでそこだけは気をつけてください。
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恐怖や不安による噛み癖
恐怖や不安を感じると、犬は防衛反応として噛むことがあります。
恐怖や不安への対策
- 無理に触れない
- 安心できる環境を整える
- 信頼関係を築く
愛犬が安心できるように、徐々に慣れてもらうことで、恐怖や不安を軽減し、噛み癖を改善することができます。
怖がりな性格の子は飼い主側からアクションは起こさずに愛犬がアクションを起こすまで待ってあげることも重要です。
信頼関係は築き上げていくまで時間がかかるので、根気強く愛犬のことを大切にしてあげましょう。
子犬の噛み癖の原因と対策
子犬の噛み癖の原因は以下の通りです。
子犬の噛み癖の原因
- 歯の生え変わりの時期だから
- 遊びや好奇心
- 口を使って色んな物を確かめている
- ストレスや不安
子犬の噛み癖は、歯が生える過程での歯茎の不快感を和らげるためや、遊びの一環として行われます。
噛み癖自体は良くありませんが、子犬の時期に関しては社会化の一環で遊びを通じて噛む力の加減を学ぶので一概に子犬期の噛み癖が悪いというわけではありません。兄弟犬や母犬と過ごすことで、どの程度の力で噛むのが適切かを学んでいきますが、早く家に迎えられた場合など様々な理由によって噛む経験が不足している場合があります。
子犬の噛み癖を防ぐためには、適切なおもちゃを与え「何を噛んで良いか悪いのか」から教えます。
噛まれた時には大げさに「痛い!」と叫んで反応することで、噛むことが良くないと教える方法が有効です。
子犬の頃から色んなことを経験させてあげましょう。
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成犬の噛み癖の原因と対策
成犬の噛み癖の原因は以下のような場合が多いです。
成犬の噛み癖の原因
- ストレス
- 不安
- 恐怖
- 過剰な興奮
犬がストレスを感じる瞬間は色々あるので、次の項目に心当たりがないかチェックしてみてください。
犬がストレスを感じる瞬間
- 環境の変化
- 留守番の時間が長い
- 飼い主が相手してくれない
- 散歩に連れて行ってくれない(散歩の時間が短い)
- 他の犬や猫などと会ったとき
- 過度な指示や不要なコマンドの多用
犬がストレスを感じる原因は多岐にわたりますが、日頃から愛犬をよく見てあげてとにかく早くストレスに気づいてあげることが重要です。
先ほどお伝えしたように運動不足がストレスになって結果的に噛み癖になっているパターンは多いです。
他の人に愛犬の噛み癖の治し方を実際に聞いてみた
噛み癖の原因と治し方を7つ紹介しましたが、あくまでも私の経験がメインでした。とはいえ1人だけの意見では「たまたまあなたが上手くいっただけじゃないの?」と思いますよね。
そこで他の人にも愛犬の噛み癖をどうやって治したのかを調査してみましたので紹介していきたいと思います。
- 30代男性 トイ・プードル
- 以前、2歳のトイプードルが家具やゲージを噛んで困っていました。最初は子犬だからいたずらだと思っていましたが、だんだん頻度と強さが増し、本気で噛むようになってきたため、いろいろ調べて実践してみました。
まず、トイプードルはもともと活発で遊び好きな犬種であり、運動不足やストレスが原因で噛み癖が出る場合があると聞きました。そこで、毎日たっぷりと、十分に散歩や運動をするように心がけ、さらに、噛むおもちゃを与えて噛む欲求を適切に発散させるようにしました。休日はドッグランに行くなど外出もさせました。
また、噛んだらすぐに首輪を引っ張り、数秒間目を合わせながら「ダメ!」と叱るという方法を試しました。
これらの対策を始めてから、徐々にトイプードルの噛み癖が改善し、今ではほとんど噛まなくなりました。今では、家族の一員として幸せに暮らしています。
- 20代男性 ハスキー
- うちで飼っている犬はメスなのですがとてもやんちゃで、小さいころの噛み癖がとてもひどかったです。
噛み癖を直した躾けの方法としては、複数ありますが、まずうちの犬の場合は怖がって噛むというよりはストレス発散や遊びの一環としてテンションが上がって噛んでいるというイメージだったので、ストレス発散になるように散歩の時間を長くするようにしました。少しでも疲れさせて休ませる作戦です。
次に、ダメなことはダメ、と真面目な表情と声のトーンで叱ることをしました。人に嚙みつこうとしたときに「ダメ!」と軽く叱ってその場から去ります。
人を噛むと怒られる、遊んでもらえなくなる、と認識させるようにしました。
その後また犬のところに行って、噛まないうちはしっかり愛情表現をして、君のことを嫌いになったわけじゃないよ、としっかり伝えます。噛むことに対してだけ叱るイメージです。
あとは噛んでもよいオモチャやちょうどよい木の枝を与えて歯のむず痒さ等の解消も大切だと思います。
- 30代女性 柴犬
- 犬の噛み癖を治すために、まずは家族で犬が嚙ん時には「ダメ!」と声かけを徹底しました。そして、噛むことやめれた時には褒める。
今までの家でのルールを教える方法で実施しましたが効果がありませんでした。むしろ状況は悪い方へ、犬にとってこの「ダメ!」が遊んでいると勘違いし始めているし、家族も体に傷ができる状態。
そんな時に、夫の提案で、自宅にドックトレーナーに来訪してもらい躾の方法を学びました。その時学んだのが、大きく2点でした。
1点目は「犬とのアイコンタクト」。言葉の通り、犬と目を見て伝えるとのことでした。これまで本などの知識で、私達家族は目を合わせていけないと接していましたが、真逆のことをしていたことにも驚きました。
2点目は犬が噛んだ時に「犬が嫌な音を鳴らす(大きい音を鳴らす)」。音を鳴らすのは犬に嚙まれてい本人ではなく、関わっていない方です。
この2点を徹底すると効果があり、1~2週間後にはすっかり「噛むこと」=「嫌な事」と犬も理解し、今では音を鳴らすことはなく「痛い」という言葉でもやめるようになりました。
- 20代女性 柴犬
- 普段自分から噛んだりする子ではなかったのですが、撫でようとすると遊んで欲しくてかテンションが上がってしまい、噛む子でした。
噛み癖を治すためにはまず、人から触られることイコールいいことがある、嬉しいと思って欲しかったので、おやつを持って、触らせてくれたらおやつをあげる、触られるといいことがあるんだと思ってもらえるように心がけました。
だんだん触れるようになったらおやつなしで触ってみて、噛まないか試してみます。
噛むそぶりが見えなくなったら、わんちゃんがおすわりしていたり、リラックスしている時に自分も隣に座り、そっと身体を撫でます。
撫でているとだんだん興奮してきて噛もうとしてくるので、その時は手を静止します。
それを何度も繰り返しているうちに、撫でていると間じっとして噛まなくなりました。
- 40代女性 ポメラニアン
- うちでは、パピーの時から噛みグセがあり困っていました。歯がムズムズしたり、ストレスや恐怖をかんじると噛んでしまうと聞いて、愛犬がどんな時にストレスを感じるか、らよく観察するところからはじめました。うちの子は何かおもちゃや食べ物を咥えている時は近ずかない、寝ている時も自分からは近ずかない。これだけ気をつければほぼ噛まなくなりました。ただ興奮状態の時は難しく、たまに噛んでしまうことがあったので、低い声でイタイ、ダメなど、毎回同じように叱るようにしました。時間はかかりましたが、今では噛み付く事はありません。たまにガルーっと怒るますが、それ以上はダメな事だと分かってくれたようです。それでも、家の外に出るといつもの様子とは違う事が多いので、家以外の場所では、目を離さないって事も大事ですね。
- 40代男性 キャバリア
- 犬がまだ小さいとき歯が生える時にかゆいのが1つの原因です。
まずは基本的なしつけが重要で噛んではいけないものを噛んだ時は、すぐに「ダメ」と言いう。そして、噛んで良いおもちゃを与えて、噛んで良いものと悪いものの区別を教えました。
また、噛み癖が出た時に大声で叱ると、犬はそれを遊びだと勘違いすることがありますので、噛まれたら無視するようにしました。噛んだ後に何も反応しないと、犬は噛む行為が意味がないことを教えました。
あと、噛み癖がひどい時は、散歩の時間を増やしたり、庭で遊ばせる時間を長くすることで、ストレスを発散させました。
散歩をさせて疲れたあとは、噛むことにあまり興味を示さなくなりました。
犬の噛み癖を改善する室内環境の整え方
噛み癖はしつけだけでなく生活環境も重要です。ここからは犬の噛み癖を改善する室内環境の整え方について解説していきます。
犬が安心できるスペースを作る
安心できるスペースを作ってあげることでストレスを軽減してもらって噛み癖も軽減していくやり方です。
実際我が家でも安心できるスペースはたくさん作ってあります。
キャリー(メインのおうち) | 毛布のベッド | ピンクのボリューミーベッド | ひんやりアゴ乗せ付きジェルマット |
犬が安心して過ごせるスペースを作ることは、噛み癖の改善において非常に重要です。
犬用のクレートやベッドを用意して、静かで落ち着いた環境を作ってあげることで、犬はリラックスしやすくなります。
犬がストレスを感じたときに逃げ込める安全な場所を確保しておくと良いでしょう。
知育玩具を使う
知育玩具を使うことで犬のエネルギーを良い具合に発散させることができます。
知育玩具の種類の例
- ノーズワークマット
- 食べ物を入れられるおもちゃ
- 犬用のパズル
実際に我が家ではノーズワークマットと食べ物を入れられるおもちゃを使っています。
我が家の愛犬のように食いしん坊な子は夢中になって遊んでくれるので、良い感じに疲れたり、ストレス発散になって、噛み癖防止に繋がっていると思います。
ストレスを軽減するための工夫
生活環境の中で愛犬にとってストレスに感じるところは極力なくしていきます。
- 温度と湿度の管理
- 犬にとって快適な温度は一般的に18~24度、湿度は40%〜60%です。
ダブルコートを持つ犬種の場合は暑さ対策に要注意。湿度は40%〜60%の範囲を超えている時は加湿器や除湿器を付けてあげましょう。
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- トイレ
- トイレは常に清潔にしてあげることが必須です。「もったいないから汚れてないところは使い回しちゃおう!」という気持ちはわかりますが、それがストレスの原因になって噛み癖になっている可能性もあります。
実際に我が家の愛犬もおしっこがついたトイレシーツはすごく嫌がって踏み入れようとしません。
まあこれは人間でも同じで汚いトイレは使いたくないものですよね。
- 定期的な掃除
- 愛犬がいる場所は定期的に掃除して清潔さを保ちましょう。丸洗いできるアイテムを選ぶとお手入れもしやすいと思います。
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- 安全対策
- 愛犬が飲み込んでしまう可能性のある小さなものは下に置かないように徹底します。噛むおもちゃ以外で噛んではいけないものまで噛み癖がつかないためにも、電気コードや観葉植物は愛犬が触れないところに設置しましょう。電気コードがどうしても移動できない場合はカバーを付けて保護しておきましょう。
噛み癖に対して直接的なしつけも大切ですが、室内環境といった間接的な意味でも噛み癖を治すきっかけになります。
愛犬の生活環境に問題がないかもチェックしておきましょう。
噛み癖は長期戦なので治るまで待ってあげる気持ちも大切
噛み癖は一瞬で治せるものではなく、少しずつ改善していくものです。
仮に噛み癖の根本的な原因が解決しても、その瞬間から一気に噛み癖がなくなることはないでしょう。
「そんな希望を失うようなこと言わないでよ」と思われたかもしれません。
ただ、長期戦を覚悟して、愛犬の噛み癖が治るまで待ってあげるのも飼い主の役目でもあるんですよね。
めちゃくちゃ大変な時期だと思いますが、どうか愛犬と一緒に乗り越えていただければ幸いです。