我が家のポメラニアンは現在8歳を迎えて一般的にシニアと呼ばれる年齢になってきました。
振り返れば本当にあっという間です。
この記事では、
- 現在シニアのポメラニアンを飼っている人
- これからシニアを迎えるポメラニアンを飼っている人
- ポメラニアンじゃなくてもシニアになる犬を飼っている人
に向けて我が家で実践しているシニア犬対策を備忘録のような形で残していきたいと思います。
シニアの愛犬ポメラニアンを実際に飼っていて気をつけていること
実際にシニアの愛犬ポメラニアンを飼っていて気をつけていることは以下の6つです。
- できるだけ良いドッグフードを与える
- 床の段差を極力なくす
- 足への負担が少ないマットを敷く
- コードなど足を引っ掛けそうなものは置かない
- 部屋の温湿度調整
- 散歩で無理をさせない
順番に解説していきます。
できるだけ良いドッグフードを与える
やっぱり口に入れるものは良いものに越したことはないだろうと我が家ではできるだけ良いドッグフードを買って愛犬に与えるようにしています。
ちなみに我が家で与えているドッグフードはモグワンです。
モグワンはSNSでよく見ますし、最近ではテレビなんかでも紹介されていてものすごく人気がありますよね。
個人的に最初はなんか胡散臭さを感じていましたが、実際に買って愛犬に与えてみたところ、
- 食い付きが良く、
- 涙やけが改善し、
- うんちの状態も良くなった
と、結構効果を感じています。
ただ、デメリットも正直に言います。ぶっちゃけ値段が高いです。なんなら飼い主のご飯代より高いかもしれません。
こんな感じで値段の意味では誰にでも気軽にオススメできるものではありませんが、モグワン自体は個人的にも口コミを見ていても評価の高いドッグフードなので、愛犬がシニアと言われる年齢になってきて、
- 「やっぱり良いドッグフードを与えた方が良いのかな」
- 「今のドッグフードってホントに愛犬に合っているのかな」
- 「愛犬のためならお金を出してあげたい」
といった人ならモグワンを試してみるのもオススメです。
床の段差を極力なくす
人間と同じで犬も歳をとるとちょっとした段差で足を引っ掛けたり、くじいたりしてケガをしやすくなると思うので、愛犬が通る場所の段差は極力なくすようにしています。
特にポメラニアンは足が弱い犬種なのでなおさら注意が必要ですね。
足への負担が少ないマットを敷く
だいたいの家の床はフローリングになっていることが多いですが、犬にとってフローリングは滑りやすくて歩きにくいんですよね。
なので我が家では床にコルクマットを敷いて歩きやすいような対策をとっています。
ぱっと見で「愛犬が歩きやすそうになった」みたいな変化はありませんが、クッション性のある床の方が足への負担は減るので対策していない場合はやっておいた方が良いと思います。
ちなみに愛犬はトイレをした後にコルクマットの上で足をケリケリするようになりました。
コルクマットが良い感じに引っかかってケリケリがやりやすいんだと思います。
本来の目的は足の負担軽減ですが、愛犬にとっても気持ちよくケリケリできるといったメリットがあってコルクマットは思った以上に活躍してくれていますよ。
コードなど足を引っ掛けそうなものは置かない
愛犬が通る場所にはコードなどの足を引っ掛けるものは置かないようにしています。
若いうちはとっさにコードが絡まってもヒョイと抜け出していたかもしれませんが、歳をとってくるととっさの動きが鈍くなって危険性は増す一方。
我が家の対策としてはコード類をまとめて置くようにしてそこにフェンスを置いて、そもそも近づかせないようにしています。
フェンスは何かと使い所があって良いですよね。
部屋の温湿度調整
部屋の温湿度調整はエアコンさえつけていれば基本的に問題ありませんが、歳をとると温度の耐性が弱くなることや、急な温度変化への対応が鈍くなってしまいがちです。
我が家のエアコンの温度設定は夏は25度、冬は20度にしています。
ちなみにポメラニアンの適温は18℃〜24℃で湿度は40%〜60%です。
「25度設定だったら適温の24度超えてるじゃん」という話ですが、我が家のエアコンは25度設定で室温が24度になるんですよね。
何が言いたいかというと家の環境や住んでいる場所によって同じ温度設定にしていても室温は変わるということ。
家のエアコンは何度設定にしておけばだいたい室温はこのくらいになるなと把握しておくこともかなり重要です。
気をつけておきたいポイントが多くて大変ですが他にも個人的に温度管理で気をつけているところは散歩をするために外に出る時の急な温度変化です。
ずっとお家の中で暮らしていくならエアコンで本当に快適な温度設定にしておけば良いだけなのでラクですが、外に出る時に急に暑くなったり寒くなったりする状態で散歩をするとそれはそれで愛犬への負担は大きくなると思うんですよね。
なのでエアコンで温度調整はするものの、外との温度変化を考えてあまり快適にしすぎないのもシニア犬を飼う上で大切なことだと思います。
ちなみに冬は湿度が下がりがちで、我が家では湿度が40%を下回れば加湿器を使うようにしています。
あまり湿度が下がりすぎると愛犬は水を飲むことが多くなったり、くしゅんとすることが増えるので温度とセットで湿度のチェックもしておくことをオススメします。
散歩で無理をさせない
歳をとるにつれて体力も落ちてくるので今まで以上に愛犬の様子を見つつ散歩の量を調整する必要があります。
まだ幼い頃だと散歩どころが走り回るほどはしゃいだりする子もいますが、それでも少しづつそういったことも少なくなってくるでしょう。
切ない話ですが仕方ないことですよね。
我が家の愛犬は逆に散歩があまり好きなタイプではないので、むしろ散歩中に歩かなくなった時の対策がメイン。
実際に歩かなくなった時にやっていることは以下の通りです。
- 散歩コースを変えた(交通量の多い場所で散歩しない)
- 一定の場所まで歩いたらフードを1粒あげる
- 散歩の時間を変えた
- 散歩直前に少しだけ水分を与える
- 天気の悪い日は無理して散歩をしない
歳をとって散歩の量は少なくしても散歩をしないわけにもいかないので、もし同じように散歩中に愛犬が歩かなくなってしまった時のために参考にしていただければと思います。
ポメラニアンが歳をとるをどういった変化が出てくるか
- 体力が少なくなって活発さがなくなり、落ち着いた性格になる
- 落ち着いた性格になる分、運動量が減り、太りやすくなる
- 足の調子が悪くなることが増える
- 動きが鈍くなったり、階段の登り降りが苦手になる
- 視力や聴力が衰えて以前よりも遠くのものが見えにくくなったり、命令や呼びかけに反応しにくくなる
- 被毛の質感が変わって、抜け毛が増えたり、被毛が細くなる
- 食べ物を噛む力が弱まる
もちろんその子の体質によって上の内容は変わってきます。
愛犬には長く元気でいて欲しい気持ちでいっぱい
今回はシニアの愛犬ポメラニアンを実際に飼っていて気をつけていることを紹介させていただきました。
ホントに愛犬には長く元気でいて欲しい。
なんだか寂しい話ですが今のうちに
- 写真とか動画とか
- 愛犬のカレンダーとか
- 愛犬のスマホケースとか
色々とっておきたいなあなんて考えています。
なんだかしんみりしてしまいましたが、これからも一緒に愛犬を幸せにしていきましょう。