モグワンとミシュワン小型犬用を両方買って愛犬のポメラニアンに試してみた結果を、写真や動画を載せながら比較したいと思います。

「犬の管理栄養士」という資格を活かしながら解説しますね。

ざっくり結論
モグワンのほうがドッグフードの品質が高く、コスパも良いので、よほどの理由がない限りモグワンとミシュワン小型犬用ならモグワンのほうがオススメ!
原材料と成分で比較

モグワンとミシュワン小型犬用の一番の違いは原材料と成分のバランスなので最初にここを解説します。
モグワンの原材料と成分

モグワンの信頼性が高いと言えるポイントは原材料のチキン&サーモンとその中身が「%」で表記されているところです。
- 原材料一覧
- チキン&サーモン56.5%(放し飼いチキン生肉 21%、生サーモン 12%、乾燥チキン 12%、乾燥サーモン 7.5%、チキングレイビー 2%、サーモンオイル 2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン( MSM)、コンドロイチン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類 A、 D3、E)、乳酸菌
※コンドロイチンはサメ由来のものではございません。
「%で書かれていることの何が良いの?」と思われるかもしれませんが、そもそも原材料を「%」まで表記しているドッグフードってめちゃくちゃ少ないんです。
原材料の中身は多い順に並べる義務がありますが、「%」まで表記する義務はありません。

でも、「%」表記をしていないと具体的に何がどのくらい入っているかがわからず、ある程度ごまかせるというリスクもあるんですよね。
例えば、あるドッグフードの原材料の表記が上から順番に「鶏肉、大麦、サツマイモ、ビール酵母、、、」となっていれば1番多く入っているのは鶏肉なので「鶏肉がメインのドッグフードだ」と思ってしまいまよね?でも「%」で表記されていないのでそうとは限りません。なぜなら仮に「%」で表記した時に鶏肉30%、大麦29.9%ということもあり得てしまうからです。つまり、「鶏肉がメインのドッグフードだ」と思っていたら実は「鶏肉と大麦がメインのドッグフードだった」という可能性もあるということです。
先ほども書いたように原材料を「%」で表記しているドッグフードが少ない中で、ちゃんとメインの原材料を「%」まで表記しているモグワンは信頼性が高いです。


次に成分について解説します。
- 成分表
- タンパク質27%以上、脂質10%以上、粗繊維4.75%以下、灰分9.5%以下、水分9%以下、NFE38.5%、オメガ3脂肪酸1%、オメガ6脂肪酸1.8%、リン1%、カルシウム1.4%、エネルギー(100gあたり)361.5kcal
モグワンは成分バランスも良く、タンパク質が多すぎず少なすぎないちょうどいい数値となっています。タンパク質はある程度摂ったほうが良いですが摂り過ぎると逆に体に負担をかけてしまうので、25%〜30%くらいが一番良いです。
また粗繊維もタンパク質と同じく多すぎても少なすぎてもダメですが、これも4.75%以下とバランスの良い数値です。

粗繊維は「お腹の調子を整えるもの」だと思ってもらったらOKです。
他にもオメガ3脂肪酸と、オメガ6脂肪酸が配合されていてその2つのバランスも良いです。
オメガ6脂肪酸は皮膚や毛の状態を良くしてくれる効果がありますが、オメガ6脂肪酸だけを摂り過ぎると逆に体に悪影響になってしまうこともあります。そこでオメガ6脂肪酸のデメリットを抑えてくれるのがオメガ3脂肪酸です。

つまりオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸はバランスよく摂る必要があるということです。
繰り返しになりますが、モグワンはこのオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスも良いです。
なんだか褒めちぎってばかりなので胡散臭く感じるかもしれませんが、ホントにモグワンは良いドッグフードだと思います。

実際に我が家では3年以上モグワンを継続しています。
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ミシュワン小型犬用の原材料と成分

まずミシュワン小型犬用の原材料は以下の通りです。
- 原材料一覧
- 肉類(鶏肉、馬肉、鶏レバー)、大麦、玄米、鰹節、大麦ぬか、ビール酵母、米油、卵黄粉末、マグロ、黒米、赤米、イヌリン(水溶性食物繊維)、コラーゲンペプチド、発酵調味液、玄米麹、はと麦、あわ、きび、ひえ、フラクトオリゴ糖、昆布、大根葉、ごぼう、人参、緑イ貝、乳酸菌、DHA含有精製魚油粉末、セレン酵母、キャベツ、ブロッコリー、かぼちゃ、むらさきいも、さつまいも、あかもく、わかめ、白菜、高菜、パセリ、青じそ、タウリン、L-トレオニン、ミネラル類(リン酸三カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム)
先ほどモグワンのところで紹介しましたが、原材料は含有量が多い順に並べる義務があります。
ミシュワン小型犬用も肉類が一番最初にきていますが、「%」で表記されていません。なのでパっと見お肉がメインのドッグフードに見えて大麦もかなり多く含んでいて、実際は肉類と大麦がメインのドッグフードの可能性もあるということです。

でもそれじゃどうしても信頼度が下がりますよね。
なので原材料はモグワンに比べてミシュワン小型犬用のほうが信頼性が低いです。

続いて成分についてです。
- 成分表
- タンパク質21.5%以上、脂質9.5%以上、粗繊維1.0%以下、灰分5.9%以下、水分10.0%以下、エネルギー352kcal/100g
成分表もモグワンと比べて正直悪いと個人的には感じます。
タンパク質が20%前半と少なく、粗繊維も1.0%以下なので少ない。また、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸がありません。オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は必須脂肪酸で食べ物からしか摂取できないものなので、それも入っていないとなると「これを読んでくれている人にミシュワン小型犬用はオススメできない」と感じてしまいます。

ミシュワン小型犬用を一生懸命作っている人には申し訳なく感じますが、私の本音はこんな感じです。
ちゃんと納得してから買ってね!
形とサイズで比較

次にそれぞれの形とサイズを比較していきます。
モグワンの形とサイズ


粒はドーナツ型で噛み砕きやすい形状なのが良いところだと感じました。


1粒のサイズはおよそ7ミリ〜1.2ミリ程度となっています。

ちなみに粒の厚みは3ミリほど。

我が家の小型犬のポメラニアンでも問題なく食べることができています。
ミシュワン小型犬用の形とサイズ
続いてミシュワン小型犬用の写真はこちら。

粒は縦の最大サイズでも1.1ミリほどです。

横幅はさらに小さく、小型犬用という名前が付いているだけのことはあるなと感じます。

粒の幅は2ミリとかなり薄くなっています。


ミシュワン小型犬用は原材料と成分は正直良くないと感じますが、このサイズの小ささは愛犬も食べやすそうで、めちゃくちゃ良いところだと感じました。
実際に買って感じたメリットデメリットで比較

実際にモグワンとミシュワン小型犬用を両方買って愛犬のポメラニアンに与えてみて感じたメリットデメリットを表にまとめました。
モグワン![]() | ミシュワン小型犬用![]() | |
メリット | ・ドッグフードの質が高い ・食いつきが1番良い ・うんちの状態が良くなった ・ふやかしやすい ・マジックテープ式のジッパーで閉めやすい | ・粒が小さく食べやすいのでノドに詰まらせる心配が今まで与えたドッグフードの中で一番ない ・ジッパー付き |
デメリット | ・うんちのニオイがキツくなった ・広告感が強すぎる ・値段が高め | ・ドッグフードの質がイマイチ ・値段が高い ・粒が薄すぎるがゆえに歯茎に挟まることがある |

一番肝心なドッグフードの質はモグワンのほうが高いので、やっぱりモグワンのほうがオススメです。
基本情報と価格で比較

モグワンとミシュワン小型犬用の概要を以下の表にまとめてみました。
モグワン![]() | ミシュワン小型犬用![]() | |
公式サイト税込価格 | 定期コース1袋注文:4,910円 定期コース2袋注文:4,637円 定期コース5袋注文:4,364円 ※1袋あたりの価格 定期コース3袋以上の注文で送料無料 | 定期コース初回:3,183円 二回目以降:7,407円+送料770円(2袋セット) |
内容量 | 1.8kg | 1kg |
主原料 | チキン・サーモン | 鶏肉、馬肉、鶏レバー |
フードの形状 | ドーナツ型 | 楕円形 |
対象年齢 | 生後2ヶ月以上の全年齢 | 生後2ヶ月以上の全年齢 |
対象犬種 | 全犬種 | 全犬種 |
カロリー(100gあたり) | 361.5kcal | 352kcal |
原産国 | イギリス | 日本 |
販売会社 | 株式会社レティシアン | 株式会社ミシュワン |
価格に関してもうちょっとわかりやすくするために100gあたりの価格になおして比較表にしてみました。
商品名 | 総額(税込) | 内容量 | 100gあたりの価格 |
---|---|---|---|
モグワン1袋注文 | 4,910円 | 1,800g | 約273.9円 |
モグワン2袋注文 | 4,637円 | 1,800g | 約257.6円 |
モグワン5袋注文 | 4,364円 | 1,800g | 約242.4円 |
ミシュワン小型犬用(1袋) | 3,183円 | 1,000g | 約318.3円 |
ミシュワン小型犬用(2袋セット) | 8,177円 | 2,000g | 約408.9円 |
結果、モグワンのほうが100gあたりの価格が安く、コスパが良いことがわかりました。

これから長く与え続けていくなら安いに越したことはありませんよね。
モグワンとミシュワン小型小型犬用ならモグワンのほうがオススメ!

- 原材料と成分バランス
- 実際に与えて感じたメリットデメリット
- 価格
すべてを比較してみた結果、やっぱり私はモグワンを推したいというのが正直な感想です。
もちろん、ミシュワン小型犬用にも「粒が小さくて食べやすい」といった良さはあります。でも、ドッグフードの本質である、
- 中身の信頼性
- 栄養バランス
- コスパ
の面では、やっぱりモグワンのほうが優れていると感じました。

「モグワンとミシュワン小型犬用ならどっちが良いんだろう…」と迷っているなら、ぜひモグワンを試してみてください。
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ちゃんと納得してから買ってね!