- 愛犬と旅行に行ったり
- 大きな公園でお散歩したり
- 歩きで病院に連れて行ったり
色んな場面で抱っこして歩く機会ってありますよね。
そんな時、少しの距離なら問題ないですが、長い時間・長い距離を抱っこしていると飼い主さんも大変だし、愛犬にも負担になってしまいます。
我が家のポメラニアンは甘えん坊で抱っこが大好き。

しかも縦抱っこが好きで、本人(犬)は満足気ですが、飼い主としては首や腰などへの負担が心配でした。
そんな時、広い公園にお散歩に行くことになり、半分以上は抱っこになることを考慮し、思い切ってカートを購入してみたところ、かなり使いやすくて良い感じだったのでレビューしようと思います。
このペットカート選んだ理由
このペットカートを選んだ理由は我が家のポメラニアンが、怖がり&甘えん坊で、ホームセンターのカートに乗せた時もかなり怖がっていたので、一般的な前向きのカートだと怖がってしまう可能性があり、対面式にもカンタンに変更できるカートが欲しいと思ったからです。
値段が1万円を切っているのも、初めてのカート購入において決定ポイントになりました。
\ペットカートで気持ち良さそうにする愛犬/

愛犬がカートに乗ってるだけで「なんて可愛いんだろう」ってなりますよ(親バカ)
実際に買ったペットカートを使ってみて感じたメリットデメリット

実際にペットカートを買ってポメラニアンに乗ってもらって感じたメリットデメリットを紹介していきます。
メリット
メリット
簡単に対面式にチェンジできる

今回は対面式にできるペットカートを探していたので、問題なく対面式に変えられて良かったのがまず第一のメリットです。
左右の対面調節用スイッチを同時に引き上げるとハンドルを切り替えができます。

操作もシンプルでカンタンです。
特別な工具も力も必要なく、ほんの数秒でチェンジできるので、お出かけ中に「ちょっとこっち向いててほしいな〜」という時にもすぐに対応できます。
特に甘えん坊で飼い主の顔を見ていたい子には、対面式がぴったり。
お互いの顔が見えるから安心感もありますし、スキンシップが取りやすいこともメリットです。

飼い主側としても、愛犬の表情や様子をすぐ確認できるのが嬉しいポイントです。
ちなみに買ってから気づいたことですが、愛犬が乗るスペースの下側は開けられるようになっていて、そこからひょっこり顔を出す愛犬の可愛いところが見れたのも良かったポイントでした。

めちゃくちゃ軽くて動かしやすく、ガタガタしない

このペットカートを初めて使ったとき、「こんなに動かしやすいの?」とびっくりしました。
軽さや動かしやすさは実際に使ってみないとわからないところなので、どんな感じなんだろうと不安でしたが、ポメラニアンを乗せてカートを押しても重さを感じることはなくかなり動かしやすかったです。
しかも軽くて動かしやすいだけでなく、押しているときの振動やガタガタ感が少ないのも大きなポイント。
我が家の近所には砂利道や芝生の公園もあるのですが、タイヤがしっかりしているおかげでスムーズに走行できて、愛犬常にも落ち着いた表情なので安心してるんだろうなあと思います。


小回りもきくので、人通りが多い場所や狭い道でもストレスなく使えるし、力に自信のない方でもラクに操作できますよ。
グリップが握りやすく滑りにくい

地味ですが使ってみて意外と大事だと思ったのが「グリップの握りやすさ」です。
グリップ部分はしっかりとした太さがあって、しかもクッション性のある素材で作られているため、長時間のお出かけでも手が痛くなりにくいんです。私も最初はあまり気にしていなかったんですが、実際に使ってみると「押しやすさ」が全然違う…!
段差のある場所や少しデコボコした道でも、滑りにくいからグッと力が入りやすく、安心して操作できます。

愛犬とのお出かけは、荷物を持ってたり片手がふさがっていたりすることも多いですが、こういう細かい使い勝手の良さがあるのも良いところだなと感じました。
スペースが広い

愛犬が乗るスペースは横64cm×幅36cm×高さ23cm(上のカバーを含めた高さは47cm)とかなり広く、ポメラニアン1匹なら空きスペースにちょっとした荷物を置くことができるほどです。

取扱説明書にも対応犬種は小型犬だけでなく、中型犬まで対応できると書いてあるだけあって、小型犬ならカートの中で充分にくつろぐことができます。

耐荷重は25kgなので小型犬なら2匹乗せてもスペース・耐荷重ともに問題ないでしょう。
折りたためて移動もラクで車にも乗せやすい

ワンタッチでサッと折りたためるので、
- たたむのに時間がかかる
- 手順が面倒
なんてこともない上に、片手でラクにたためます。
しかも、折りたたんだ後はキャリーケースのようにコロコロ引いて移動できるので、持ち運びもラク。

本体重量は7.4kgと持って歩き続けるには大変な重さなので、コロコロになるのも力の弱い私には大きなメリットでした。
また、コンパクトにもなるので車に乗せやすくなっています。


我が家のスペーシア(軽自動車)のトランクにもちゃんと積めました。
収納スペースが多い


収納スペースは、
- カート背面
- 愛犬を乗せるスペースの後ろ側
- カートの下
と、3つもあるため、お出かけ時も愛犬のおやつや飲み水など入れておくことができます。

愛犬とのお出かけは何かと荷物が多くなりがちなので「愛犬とのお出かけは楽しいけど荷物が多くて大変」といった方にもオススメです。
カバーの開閉がカンタン

上に付いているカバーは手で簡単に開閉できます。
- 日差しが強い時の日よけ
- 急な小雨の時の雨よけ
- 愛犬が疲れて眠った時のプライバシー確保
など、意外と使いどころが多いです。

チャックを閉めれば完全に閉じることも可能です。
組み立てがカンタン

買ったは良いものの、組み立てが複雑でイヤになるものってありますよね。
ただこのペットカートは組み立てが3ヶ所タイヤをはめるだけなので簡単で工具も力もいりません。
私は、
- 組み立て式が苦手
- 説明書を見ても理解できない
- 工具を使うのが面倒
な性格ですが、それでもサッと組み立てることができたので、組み立てが簡単なところも大きなメリットでした。
デメリット

ここまでメリットをたくさん紹介してきましたが、逆にイマイチなところも気になりますよね。

デメリットについても正直に紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。
カートの深さが少し浅め

実際に使ってみて感じたのが、カートの乗車スペースの深さが23cmと少し浅めだということ。初めてカートに乗る子や怖がりの子だと、落ち着かずに身を乗り出してしまう可能性があるかもしれません。
とはいえこのカートには飛び出し防止用のリードフックが2本付いていて、しっかり装着しておけば飛び出しの心配はかなり軽減されます。
乗り慣れるまでは必ずフックを装着し、必要ならいつも使っているブランケットやタオルを敷いてあげると、愛犬にとっても安心だと思います。

乗り慣れるまでは必ずフックを装着し、必要ならいつも使っているブランケットやタオルを敷いてあげると、愛犬にとっても安心だと思います。
カバーの開閉時の音が大きい
カバーの開閉時にガタガタと大きい音が鳴ります。
我が家のポメラニアンはカバーの開閉の音に怖がっていたので、怖がりな子は驚いてしまうのかなと感じました。

追記
カバー開閉時のガタガタ音は最初は怖がっていましたが、半年くらい使った今では音に慣れてくれて怖がることはなくなっています。
最初から音に怖がらない子もいれば、慣れずにずっと怖いと感じる子ももちろんいると思いますので、結局は愛犬の性格による部分が大きいと思います。
カバーのチャックが閉めにくい

何もしていない状態だと上の画像のようにチャックの幅がかなり広いので、片手でそのままスッと閉めるのは難しく、もう片方の手でカバーを軽く押さえてあげる必要があります。
チャック自体は閉まりやすいので大きな問題ではありませんし、私自身使っていくうちに慣れましたが、人によってはストレスを感じる部分だと感じたのでデメリットとして挙げました。
カートを持ち上げて運ぶのは大変

本体の重さは約7.4kgと、ペットカートとしては一般的な重さですが、
- 階段しかない場所や
- 車のトランクまで持ち上げる
といった「持ち上げなければいけない場面」では「ちょっと重いな」と感じるのが正直なところ。
マンションや団地の2階以上に住んでいる人にとっても、ペットカートを持ち上げて移動するのは少し大変だと思います。
我が家もマンションの3階に住んでいますが、持ち運びが大変なので車のトランクに入れっぱなしにしています。またカートは縦にして持つより、横にして持ち上げた方が軽く感じるのでもし持ち上げて運ぶ機会があればやってみてくださいね。

平面なら折りたたんでコロコロ転がせるのでラクなんですけどね。
折り畳んだ時に自立しない(最新バージョンなら自立する!)

折り畳むとコロコロのように転がすことはできますが、自立して立ってはくれません。
なので収納時はどこかに立て掛けるなど、ある程度の工夫が必要になります。
2025年6月追記
現在、このペットカートの最新バージョンは折りたたんだときに自立するようになっています。私が買ったときの古いバージョンでは自立ができなくて不便だったので、自立するようになったのは大きな改善です。
(Amazonでは最新バージョンしかなくなっているので、間違って古いバージョンを選んでしまうこともありません)
今回紹介しているペットカートの他にオススメの類似商品比較表

何かを買うときに気になるのは機能や値段だけでなく、他に似ている物との差も気になるところ。
そこで今回紹介しているMOTASANのペットカートと似たようなペットカートを調べてその違いを比較表にしてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
ペットカート | 特徴 | カラー | 本体重量 | 耐荷重 | サイズ |
![]() MOTASANペットカート Amazon | ・対面式可 ・ワンタッチ収納 ・遮光性に優れている ・UVカット効果 ・最新バージョンは自立可能 ・1年間補償(条件あり) | グレー・ベージュ・ミルクティー・レッド・カモフラージュ | 7.4kg | 25kg | 横79cm×幅52cm×高さ93cm |
![]() アイリスプラザ ミニペットカート Amazon | ・安い ・耐荷重が8kgでサイズも小さいので窮屈かも | ストライプ・ブラウン・ブラック | 3.8kg | 8kg | 横55cm×幅41.5cm×86.5cm |
![]() SKISOPGO ペットカート Amazon | ・対面式可 ・ワンタッチ収納 ・バスケットとキャリーカートが分離可能 ・洗濯可能 ・自立可能 ・値段が高い | カーキ・グレー・ブルー | 8.4kg | 20kg | 横75cm×幅48cm×高さ100cm |
- 1万円以内で必要な機能も十分備わっていてバランスが良いペットカートが良いなら「MOTASANペットカート」
- とにかく安さ重視なら「アイリスプラザのミニペットカート 」
- 「2万円近くするけど愛犬には高級ペットカートを用意したい」なら「SKISOPGOのペットカート」
この3つの住み分けで考えてみると良いかと思います。

個人的にはやっぱり今使っている「MOTASANペットカート」が1番バランスが取れていて良いなと感じます。
今回紹介しているペットカートの見た目と基本情報

ここからは「このペットカート良いかも!」と思ってくれた人や「もうちょっと細かいところも知っておきたいな」という人に向けて、
の3つを紹介します。
内容物

- カート本体
- 前輪2個
- 軸・後輪
- 取り扱い説明書




組み立て方とたたみ方
ペットカートが届く時の状態は部品がバラバラなので、組み立てる必要があります。

とはいえ車輪を本体カートに取り付けるだけなので思っている以上にカンタンでした。
組み立て方

パーツは本体と前輪2つと後輪の4つだけなので、組み立てはとても簡単です!力のない私でも1〜2分で終わりました。
2025年6月追記
現在、このペットカートの最新バージョンは後輪が取り付けられた状態で出荷されるように改善されているので、さらに組み立てがカンタンになっています。
組み立て工程は以下の2つだけです。
前輪を接続部に押し込む

前輪はそのまま接続部に押し込むだけです
後ろ側の接続部のシルバーのボタンを押しながら後輪を押し込む


後輪はシルバーのボタンを指で押しつつ、左右の後輪を押し込めば組み立て完成です。
カートを開くには

まず赤いフックを外します。あとは、ハンドル部分を持ちながら、カチッとするまで本体を下に押し広げれば完成です。
たたみ方

右側にある赤いボタン(ペダル?)を足で踏む…もしくは手で押しながら、ハンドル部分を前に押し倒します。(ボタンの位置が微妙な所にあるので、手で押した方が楽だと思います)

あとは赤いフックをかければ完成です。
製品情報
ブランド | MOTASAN |
カラー | グレー・ベージュ・ミルクティー・レッド・カモフラージュ |
材質 | カバー:オクスフォード紡績 フレーム:スチール タイヤ:EVA |
素材構成 | 600Dカチオン生地(ポリエステル) UVカット加工で撥水効果付き |
本体重量 | 7.4kg |
耐荷重 | 25kg |
全体サイズ | 横79cm×幅52cm×高さ94cm |
愛犬を乗せる場所のサイズ | 横64cm×幅36cm×高さ23cm (上のカバーを含めた高さは47cm) |
折りたたみ時のサイズ | 横29cm×幅52cm高さ83cm |
対応犬種 | 小型犬・中型犬 |
返品・交換 | 1年間補償(条件あり) |

返品や交換条件についてはすぐ下で解説します。
今回紹介しているペットカートのQ&A

保証はある?

通常通りに使用していた際に発生した商品の、
- 不具合
- 初期不良
- 配送途中の破損
があった場合は無償で商品・部品の交換が可能です。
チェックポイント
保証期間は商品到着後、当日を含めてからの1年間となります。
商品・部品交換の際は梱包作業が必要になります。
また下記項目のいずれかに当てはまる場合は保証対象外になるので注意しましょう。
- 購入者側都合による事由
- 使用中での傷・破れ・汚れ
- その他、到着後に確認できることでの問題
- 使用していて起こりうる商品の問題
- 店舗利用など不特定多数が使用する場合
- 取扱注意以外での使用の場合
- その他不適当とみなした場合

これらのことから保証が効くのはペットカートが届いた時にすでに壊れていた場合に限られると考えておいた方がいいでしょう。
洗濯はできる?

今回紹介しているペットカートは洗濯をすることはできません。カート本体のカバーを取り外すことはできないので要注意。
お手入れの方法は以下の通りです。
- 日頃のお手入れは水を含ませ、よく絞った布で拭く
- フレームの部分は乾いた布で拭き取る
- プラスチック部分や金属部品の汚れは、水を含ませた布で拭く
- 汚れがひどい場合は薄めた中性洗剤を含んだ布で拭き取り、洗剤分が残らないようにする
本体重量はどのくらい?

7.4kgです。
持ち上げる時はそれなりに力が必要です。移動時はコロコロのように転がすことができるので重さは気になりません。
耐荷重はどのくらい?

耐荷重は25kgです。
広さもあるのでポメラニアンのような小型犬なら2匹乗せても問題ありません。
ペットカートを扱う際の注意事項

ペットカートを扱う上で万が一のようなことが起こらないように注意事項もしっかりと確認しておきましょう。
- ハンドル部分に荷物をかけない
- 足元の段差に注意する
- 滑りやすい場所で使用しない
- 使用中はカートから離れない
- 天気の悪い日は使用しない
- 転倒防止のためにストッパーやリストストラップを使用する

基本的になんだか危なそうだなと思ったらペットカートの使用は控えておくのが良いですね。
対面式のペットカートで愛犬と楽しくお出かけしよう!

愛犬がペットカートにちょこんと座って、周りの景色を見ている姿を見ているだけで、ホントのホントにすごく癒やされます。
対面式にできるペットカートなら移動中もずっと愛犬と目を合わせていられるので、お互いに安心感がありますし、私の勝手な想像ですが、愛犬と同じ気持ちを共有できている気持ちになるんですよね。
「愛犬のペットカートは何が良いかなあ」と悩んでいる人はぜひぜひ今回紹介したペットカートを選んでみてくださいね。

きっと想像以上に愛犬とのお出かけが楽しくなるはずです。
余談ですが、ペットカートに乗ってリラックスしている愛犬はめっちゃくちゃ可愛いので絶好のシャッターチャンスです。(その結果私のスマホの写真フォルダは愛犬の写真で容量がいっぱいですが笑)

ペットカートを使って愛犬との思い出をたくさん作ってくださいね。
